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期間ライセンスとなったオードデスク製品の販売状況はいかがでしょうか?

ライセンスの販売数は増えています。ですが1ライセンスあたりの単価が下がったので売り上げの金額は苦戦しています。また、事前にご担当者様のお名前やメールアドレスなどの情報を登録しなければ購入できないので、パートナー様の手間が増えました。そのためパートナー様の中には、販売を断念されるケースもあります。その結果、新しい販売モデルに注力されているパートナー様に販売本数が集まる傾向にあります。手間がかかるだけに、これまでの価格勝負という売り方から利益が確保できるビジネスになり、継続することで売り上げが増えていくため、今後の展開に期待しています。

一時的な売り上げの減少をカバーするアドバイスはありますか?

まずはライセンスの数を増やす方法です。例えば、製造分野のエンドユーザー様に加え、国交省が推進する「i-Construction」の対応をお考えの土木・建築分野のエンドユーザー様にアプローチするなどです。他にも新しい提案を組み合わせる方法も効果的です。エンドユーザー様に合致した高度な解析ソフトの提案や、仮想化サーバーによる運用など、複合的な提案ができることも大塚商会ならではの強みではないでしょうか。

パートナー様にお伝えしたいことはありますか?

パッケージ販売は手離れのよいビジネスモデルでした。その一方で事前登録ののち、メール納品という形に変わったサブスクリプション方式の期間ライセンスは、手間のわりに魅力が少なく見えるかもしれません。しかし、倉庫代や運送費のかからないソフトウェア販売は、リスクが少なく、価格競争も以前より大幅に減っており、また次年度以降の更新がストックビジネスとなりますので、注力いただければ新規と併せ右肩上がりの成長が期待できます。急激なビジネスモデルの変革は、混乱することもありますが、他のディストリビューターと違いCADの専門チームがサポートする大塚商会は、パートナー様とともに新しいビジネスを大切に育てていきたいと考えています。パートナーの皆様に、お気軽にご相談いただき、ともに新しいビジネスを発展させましょう。