ワットメーターと安全機能を搭載した節電エコタップ
サンワサプライ TAP-TST12

効果的な節電を行うためには、「見える化」が有効だ。それを簡単に実現できるのがワットメーターを搭載した電源タップの導入だ。どの機器がどのくらいの電力を消費しているかを数字で把握できれば、効果的な節電を行えるだけでなく、節電へのモチベーションを高めることにもつながる。また、電源タップを選択する際には安全機能もチェックしておきたい。火災の原因になるホコリ対策や、夏に向けて落雷などへの備えも必要だ。

5種類の測定ができるワットメータータップ自身にも節電設計を採用
ホコリ防止シャッター、雷ガード機能が付いた節電タップ
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サンワサプライの『TAP-TST12』は、ワットメーターと多彩な安全機能を搭載した節電エコタップだ。

測定できる項目は、消費電力(W)、積算料金(円)、積算電力量(kwh)、CO2換算(kg)、積算時間(H)の5種類で、1日当たりの量と積算量を表示できる。

差込口は、ACアダプタ用に間隔を広くとってある2口と、個別スイッチが取り付けられている3口の合計5口が用意されている。一般的なスイッチ付き電源タップには、スイッチ部分にオン・オフを示す光るスイッチが使用されている場合が多いが、光らないエコスイッチを採用することで、消費電力の削減を実現している。

また、プラグの刃には180度回転するスイング式を採用している。コードの向きを自由に変えることができるので、狭い場所でもすっきりとした配線が可能だ。

ブレーカーや雷ガードなど電源トラブル防止機能を搭載

『TAP-TST12』には多彩な安全機能が採用されている。その一つがブレーカーと安全ブザーだ。許容量を超える電力を消費した場合には、自動的に電力供給を止め、ブザーで異常を知らせる仕組みだ。
また、すべての差込口にはホコリの侵入を防ぐホコリ防止シャッターが搭載されており、プラグには絶縁キャップが取り付けられている。これによりホコリがたまることで生じるトラッキング火災を防止している。

さらに、雷による機器の破壊を防止する雷ガード機能にも注目しておきたい。数km先の落雷でも、発生した雷サージによってPCなどの故障や、火災が引き起こされる恐れがある。雷ガード機能があれば、雷サージの被害から重要な機器を守ることが可能になる。

夏に向けて、節電と雷対策に有効な節電エコタップの導入を提案していただきたい。

主な仕様
型番 TAP-TST12
定格容量 15A・125V(1,500Wまで)
プラグ仕様 2P(絶縁キャップ付きスイングプラグ)
差込口 2P・5個口
電源コード長 1.8m
有効電力 測定範囲:0、0.3~1,650W、測定精度:最大2%±5W
積算電力量 測定範囲:0.00~9,999kWh、測定精度:最大2%±5W
積算時間 測定範囲:00:00~9,999、測定精度:30ppm
積算料金 1秒
消費電力 最大0.5W
外形寸法(W×D×H) 310×58×28mm

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