USB3.0に対応したギガビット有線LANアダプタ
グリーンハウス GH-ULA30BW

薄型のノートPCの場合、インターフェースがUSB端子しか搭載されていない場合が少なくない。外部との通信にはWi-Fi接続を利用する場合が多いが、どのような場所でも通信環境が整っているとは限らないのが実情だ。また、大容量データの転送には時間がかかってしまう場合もある。そこで利用したいのが、USB端子と有線LANを接続するLANアダプタの『GH-ULA30BW』だ。1000BASE-Tのギガビット転送でストレスの少ない通信が可能になる。

5種類の測定ができるワットメータータップ自身にも節電設計を採用
小型、軽量で電源不要のバスパワー駆動を採用
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グリーンハウスの『GH-ULA30BW』は、USB3.0に対応したギガビット転送(1000BASE-T)が可能なLANアダプタだ。

本体サイズは、幅60mm、奥行き16mm、高さ27mmとコンパクトで、ケーブル長は約85mm、質量は約28gなので、カバンやPCケースに常備しておいても邪魔になることはないだろう。電源には、USBバスパワーを採用しているので、ACアダプタを忘れてしまい、いざというときに使えないという事態が避けられる。

ギガビットイーサネットとUSB3.0に対応することで、高速な有線LAN通信を実現している。

USB 3.0対応で高速接続を実現ジャンボフレームにも対応可能

『GH-ULA30BW』の高速な通信性能をフルに利用するためには、接続する機器にも注意する必要がある。ギガビットイーサネットに接続しても、端末側のインターフェースがUSB2.0だと、その真価を発揮することは難しい。USB3.0で接続した場合が送信625Mbps、受信787Mbpsであるのに対し、USB2.0では、送受信とも158Mbpsに落ちてしまうという測定結果もある。さらに、ノートPCのOSがWindows 8/7/Vista/XPで、イーサネットハブが対応機種であれば、ジャンボフレームによるさらに高速な通信も実現できる。

当然、スマートフォンでのテザリングや、モバイルルータを利用する方法もあるだろう。しかし、大容量データのやりとりを行うのは、オフィスや、出張中であれば、宿泊するホテルに戻ってからという場合が多いのではないだろうか。有線LANが用意されているホテルであれば、電波状況を気にすることなく、安定した通信を利用できる。

LANアダプタによるストレスの少ない通信環境の実現を提案していただきたい。

主な仕様
型番 GH-ULA30BW
対応OS Windows 8(32/64bit)/7(32/64bit)/Vista/XP SP2以降
Mac OS X 10.6、10.8
ネットワーク規格 10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T、IEEE802.3x
インターフェース RJ-45×1
USB規格 USB3.0/2.0/1.1
外形寸法(W×D×H) 60×16×27mm(ケーブル部除く)
質量 約28g(ケーブル部含む)

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