強固な素材と構造で電子機器を雷サージから守る電源タップ
エレコム T-WRMKLG/RSシリーズ

夏場になると落雷が多くなり、その影響により、電信柱や施設内の電線に高負荷がかかることがままある。この現象を雷サージと呼び、発生時はコンセントに接続している電気製品に故障をもたらすことも多い。特に、重要なデータやシステムを蓄積している電子機器を守るためには、相応の対策が必要だ。エレコムの雷ガード装備電源タップ『T-WRMKLG/RSシリーズ』を活用した、安全なシステム環境の構築をご提案いただきたい。

高性能の吸収素子を内蔵し雷サージによる被害を大幅に低減
写真は『T-WRMK3830LG/RS』(3.0m)。熱に強い二重構造ケースを採用。高温になる工事現場や工場などの過酷な条件に対応
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梅雨時から夏場にかけては雷雨が多くなり、雷サージにより電子機器がダメージを受けるリスクが非常に高まる。特に高電圧を要求する機械やシステムが四六時中稼働している、工場や工事現場においては、落雷対策が必須のものとなる。対策としては避雷針の設置や建物そのものの構造の見直しといった大がかりなものが挙げられるが、手軽なものとしては、電源タップを強固なものにするという方法もある。そこでおすすめしたいのが、雷ガード装備の電源タップ『T-WRMKLG/RSシリーズ』だ。これは3ピン式8個口の工事用タップで、内部に最大サージ電圧12,500Vの高性能雷サージ吸収素子を内蔵している。これは、国が定めたJEC210/212規格に基づく数値だ。こうした強固さにより、わずかな雷サージが発生した場合でも、電子機器が落雷で受けるリスク大幅に軽減することができる。

強固なケースとコードの採用で二次火災のリスクも解消

工場や工事現場といった、室温の面で過酷な環境で使用されることを前提に開発されているため、本体の構造そのものも強固に設計されている。ケースには熱に強い二重構造を採用。コンセントの差し込み口も二重構造になっており、素材にも、耐熱性に優れたユリア樹脂が使用されている。コードの材質も配慮されており、丈夫な二重被ふくコードを採用し、社団法人日本配線器具工業会規格(JWDS0010)に適合する安全性を備えている。この堅牢性により、落雷時のサージだけにとどまらず、それにともなう火災のリスクも徹底して排除することができる。

環境面にも配慮されており、「RoHS指令」に準拠。廃棄処分の際に人や環境への影響を抑えられるよう設計されている。お客様の重要な施設やシステムを守る手段として、ぜひおすすめいただきたい。

主な仕様
型番 T-WRMK3830LG/RS T-WRMK3850LG/RS
本体差込口形状 3ピン
本体差込口個数 8個口
プラグ仕様 3ピン・ストレートプラグ
定格 15A・125V・1500W
外形寸法(W×D×H) 60×16×27mm(ケーブル部除く)
ケーブル長 3m 5m
質量 730g 940g

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