接続するだけですぐに大画面を利用できる
j5 create JDA213J

会議室や打ち合わせスペース、教室などで大型モニターやプロジェクターを見ることは珍しくない。打ち合わせやプレゼンテーションであれば、せっかくの機器を活用しないのはもったいない。しかし、ノートPCやモバイル端末と異なり、大型モニターやプロジェクターの買い替え頻度はそれほど高くない。そこで問題になるのが、規格の異なる接続端子だ。HDMI機器が普及する以前のモデルだと、VGAでしか接続できないという場合もある。

ドライバーのインストールは不要。「挿すだけ」ですぐに接続できる
パソコンのHDMI端子に差し込むだけで、VGA信号に変換、すぐに大画面モニターやプロジェクターへの出力が可能に。
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j5 create(ジェイファイブ・クリエイト)の『JDA213J』は、HDMI出力端子を持つ機器とVGA入力端子を持つ機器を接続する信号変換ケーブルだ。ドライバーのインストールなどの準備作業は不要なので、複数の講演者がいる講演会などでも、持ち込まれたノートPCとすぐに接続することができる。文教分野やイベントに関わることが多い組織では便利に活用できるに違いない。

本体サイズは幅40mm、奥行き14mm、高さ45mmで、質量は49gなので、会議室などの備品としても邪魔になることがなく、持ち歩く際の負担も少ない。
電源はセルフパワーとバスパワーの両方に対応しており、電源用にUSB Micro-B(5ピン、5V)メス型が搭載されている。セルフパワーを利用する際には、モバイルバッテリーやPCのUSB端子を使用することになる。

オーディオケーブルを使用すれば、外部スピーカーとの接続も可能

『JDA213J』はVGA端子を搭載しているさまざまな機器と、HDMI端子を搭載している機器を接続することができる。会議室や教室で、ノートPCと大型モニターやプロジェクターとの接続に使用するだけでなく、ビデオカメラと接続することも可能だ。授業やワークショップ、セミナーなどで手元を拡大投影したいといったニーズに対応することも可能になる。

同製品には3.5mmのステレオジャックが搭載されており、オーディオ出力が可能な点にも触れておきたい。大画面を利用するのであれば、音響もそれに相応しいものであった方が、効果的なプレゼンテーションになる。外部スピーカーが用意されている教室などであれば、同製品と一緒にオーディオケーブルを用意しておけば、より印象的な授業を実現できるだろう。

主な仕様
製品名 JDA213J
ホストインターフェイス VGA出力:VGA (D-Sub 15ピン) メス型
オーディオ出力:3.5mm ステレオ ジャック メス型
HDMI入力:HDMI オス型
電源:USB Micro-B (5 ピン) メス型 5V
最大アナログ解像度 1,920x1,200
筐体の材質 プラスチック
寸法 本体(W×D×H):40x14x45mm
ケーブル長:100mm
重量 約54g

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