メインマシンとしてのノートPCをより便利に活用
エレコム DST-C01SV

外出先や移動中でも便利に利用できるノートPCだが、そのままの状態でオフィスで使用する際には、若干不満が残る場合もある。大きなディスプレイで表示させれば、複数のウィンドウを開いて作業できるし、使い慣れたマウスを使用した方が操作性も良い。また、通信環境によっては、無線LANよりも有線LANに接続した方が安定した通信環境で業務を行える場合もあるだろう。そこで使用したいのが、多彩なインターフェイスに対応するドッキングステーションだ。

Type-Cコネクター経由の給電で、ポートを潰さずに機器拡張できる
USB Type-CコネクターによるPower Deliveryに対応したドッキングステーション。SDカードスロットやLANポートも搭載され、ノートPCの拡張性を高めてくれる。
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エレコムの『DST-C01SV』は、USB Type-Cコネクターを標準で搭載するPC向けのコンパクトなドッキングステーションだ。PCのUSB Type-C電源アダプターを同製品に接続し、同製品のUSB Type-CコネクターをPCに接続することで、PCの給電・充電を行いながら、さまざまな周辺機器の接続を可能にする。

同製品が対応している「USB Power Delivery」は、PC本体に加えて、接続したUSB機器への給電も可能になっている。3つのUSB3.0ポートからの給電容量は3ポート合計で10W、ドッキングステーション全体では最大100Wまでの電力を供給できる。特に薄型のノートPCの場合、周辺機器を接続するためのインターフェイスが不足しがちだが、同製品を使用することでPCへの給電を行いながら周辺機器を接続できるので、業務効率の大きな向上が期待できる。

生産性の向上につながる、多彩なインターフェイスを搭載

『DST-C01SV』には、3つのUSB3.0ポートに加え、SDXC/SDHCに対応したSDカードスロット、micro SDスロット、LANポート、3.5mmステレオミニジャック、さらに外部ディスプレイと接続できるHDMIポート、VGAポート、mini DisplayPortが搭載されている。オフィスの自席に設置した同製品に、大型ディスプレイ、マウス、LANケーブルなどを接続しておけば、自席に戻った際にはUSB Type-Cコネクターを接続するだけで、快適な作業環境で作業できるようになる。裏表のないType-Cコネクターであれば、接続する際にコネクターの向きが違って差し込めないというイライラもない。

PCと同製品を接続するケーブル長は約0.15m、本体サイズは幅137mm、奥行き75mm、高さ17mmで、デスク上に置いてもすっきりと配置できる。同製品の導入による、日々の業務の生産性向上を提案していただきたい。

主な仕様
型番 DST-C01SV
対応OS Windows10/8.1/7/Vista、MacOSX 10.12以降※1
コネクター仕様(アップストリーム) USB3.1 Type-C<Gen1(5Gbps)、PowerDelivery対応(20V/3Aまで)>
USBポート(ダウンストリーム) USB3.0 Standard-Aメス×3 <供給電力値:3ポート合計10W(5V/2A)>
映像出力ポート(ダウンストリーム) miniDisplayPort(最大4K2K@30Hz)×1/HDMI(最大4K2K@30Hz)×1/VGA(1,920×1,200@60Hz)×1
LANポート(ダウンストリーム) RJ-45(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T)
音声ポート(ダウンストリーム) 3.5mm 4極ステレオミニ(CTIA方式)
カードリーダー(ダウンストリーム) 【対応メディア(1)】
■SDメモリーカード
SD(HighSpeed、ProHighSpeed、Class2、4、6、10)、Wii・DSi用、SDHC(Class2、4、6、10、UHS-I)、SDXC(UHS-I)、TransFlash、microSD(UHS-I)、microSDHC(Class2、4、6、10)、microSDXC、miniSD※2

【対応メディア(2)】
miniSDHC(Class2、4、6)※2、マルチメディアカード(MMC、MMC4.0、セキュアMMC、RS-MMC、RS-MMC4.0/MMC micro)※2
電源方式 USB Type-C端子メス(20V/5Aまで)
ケーブル長 約0.15m(コネクター含む)
動作環境 0~40℃/10~90%RH
外形寸法(W×D×H) 137×75×17mm(ケーブル含まず)
重量 214g(ケーブル含む)
保証期間 1年間

※ 仕様は予告なく変更する事がありますので、あらかじめご了承ください。

※1 各OSの最新バージョンへのアップデータや、サービスパックのインストールが必要になる場合があります。

※2 別途専用アダプター必要

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