コンパクトで扱いやすく本格的な撮影が簡単に
パナソニック DMC-GF6

近年、コンパクトデジカメの性能は飛躍的に進歩している。とはいえ、そこからワンランク上の、インパクトのある画像を撮影し、アピール力のある資料を作成したい場合は、やはり一眼レフカメラを使いたいところだ。しかし一眼レフカメラは取り回しが難しく、携帯性にも難があり、誰でも簡単に扱えるわけではない。そこで、パナソニックの『DMC-GF6』のように、軽量で小型の一眼レフカメラをおすすめしたい。

一眼レフカメラならではの高度な撮影を手軽かつ瞬時に
Wi-Fi機能を備えているほか、近距離無線通信NFCにも対応
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『DMC-GF6』は、レンズマウントにマイクロフォーサーズマウントを採用したミラーレス一眼レフカメラだ。ボディ単体での発売のほか、電動ズームレンズ同梱や、標準ズームレンズおよび望遠ズームレンズを同梱したセットも用意されている。まず目をひく特長は、その小ささと軽さ。本体サイズは幅111.2mm、奥行き38.4mm、高さ64.8mmと、一般的なコンパクトデジカメよりも一回り大きい程度。バッテリーとメモリカードを含む重量は約323gで、レンズ込みでも600g未満と、軽々と持ち運べるレベルだ。それでいて画質面では、一眼レフならではの性能を発揮。独自のLive MOSセンサと、新開発のエンジンの採用により、解像感が高く、暗いロケーションでの撮影においても、ざらつきのない、きれいな画像を簡単に撮影することができる。起動速度も約0.5秒、AFの反応も早く、常にカバンに入れて持ち歩き、随時撮影を行うといった使い方ができる。

操作性の高さと通信機能で画像を簡単に撮影してすぐ活用

軽さ・小ささだけでなく、初心者の撮影を補助する機構や機能も豊富に備えている。天面にはモードダイヤルに加え、ファンクションレバーを搭載。これにはズームや露出制御といった操作を割り当てることができ、撮影の目的に合わせてカスタマイズできる。その他の各種操作はデジタルファインダー兼のタッチパネル式液晶モニタに集約されており、画像の閲覧や各種設定を直感的に実行できる。この液晶モニタはチルト式で、上に180度、下に45度傾けられる。これによって自分側の撮影をしたり、角度的に撮影が困難な被写体を狙ったりと、自由度の高い撮影が可能となっている。

Wi-FiやNFCにも対応しているため、撮影した画像をすぐにPCや各種端末に転送することもできるため、画像の運用も簡単。高画質な画像を、資料作成に役立てるうえで、大きな武器となるだろう。

主な仕様
製品名 パナソニック DMC-GF6
有効画素数 1,600万画素
撮像素子 4/3型Live MOSセンサ 総画素数1,668万画素、原色カラーフィルタ
レンズマウント マイクロフォーサーズマウント
ズーム デジタルズーム:2倍/4倍
連写 超高速(SH):約20コマ/秒
高速(H):約4.2コマ/秒
中速(ライブビューM):約3コマ/秒
低速(ライブビューL):約2コマ/秒
露出補正 1/3EVステップ ±3EV
液晶モニタ アスペクト比3:2 / 3.0型 / 約104万ドット液晶 / 広視野角 / 可動式タッチパネル
記録メディア SDXCメモリカード / SDHCメモリカード / SDメモリカード(UHS-Iカード対応)
外形寸法(W×D×H) 約111.2mm×38.4mm×64.8mm(突起部を除く)
質量 約323g(本体、バッテリ、メモリカード含む)

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