情報発信力の強化を実現するデジタル一眼カメラ
パナソニック DMC-GF7

スマートフォンに搭載されているカメラの性能は年々進化し、ちょっとしたスナップであれば、デジタルカメラは不要だと考える人は少なくないだろう。しかし、SNSなどの普及により、画像にはこれまで以上の訴求力が求められている。かといって、プロのカメラマンに依頼することは難しい。そこで活用を提案していただきたいのが、初心者でも操作が簡単で、訴求力のある画像を撮影できるデジタル一眼カメラだ。

多彩な機能と撮影モードで、初心者の使いやすさを追求
小型・軽量・デザイン性で、持ち歩くのが楽しくなる「かんたん一眼」デジタルカメラ。多彩な表現・動画・連携の機能で効果的な写真を残せる。
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パナソニックの『DMC-GF7』は、「LUMIX(ルミックス)」シリーズのエントリーモデルとしてラインアップされたデジタル一眼カメラだ。本体は同社従来モデルと比較して、体積で約36%、質量で約44gの削減を実現した。コンパクトなボディは日常の業務で持ち歩く際の負担を減らしてくれる。
液晶モニターには、180度チルト式モニターを採用しているので、低いアングルでも楽な姿勢で撮影できる。さらに、モニターを回転させると「Fn1/Wi-Fiボタン」が自動でシャッターボタンに切り替わり、右手でも左手でも、押しやすい方の手でシャッターボタンを押せるので、多彩なスタイルでの撮影が可能になる。また、「モードダイヤル」には、「人物モード」、「風景モード」に加え、動き回る被写体を正確に撮影できる「キッズモード」が新たに搭載されている。

「自撮り」機能の活用で、効果的な情報発信を実現

『DMC-GF7』には、顔を検出することで自動撮影をする「フェイスシャッター」機能や、検出した2人の顔が一定距離に近づくと自動で撮影する「フレンドリーシャッター」機能など、「自撮り」をサポートする機能が搭載されている。ビジネス用途には不向きな機能という印象があるが、実はそうではない。自社製品やサービスの紹介などで、情報発信者自身も被写体になることによって、訴求力が格段に向上するからだ。カメラマンがいない場合でも、自撮り機能を使うことで、顧客と一緒に写ることができるので、広報担当者が一人で活動する際にも、撮影のバリエーションが広がる。

また、スマートフォンとのWi-Fi接続が強化され、2〜8秒の短い動画をスマートフォンに転送し、ショートムービーを作成できる「スナップムービー」機能が搭載されている。イベントの様子を撮影して、現場からインターネットで公開すれば、集客などの効果も期待できる。
デジタル一眼カメラならではの、訴求力のある画像を活かした情報発信を提案していただきたい。

主な仕様
型番 DMC-GF7
記録媒体 SDXCメモリーカード / SDHCメモリーカード / SDメモリーカード(UHS-Iカード対応)
レンズマウント マイクロフォーサーズマウント
カメラ有効画素数 / 総画素数 1,600万画素/1,684万画素
アスペクト比設定 4:3、3:2、16:9、1:1
インターフェイス USB:USB 2.0(High SPEED マルチ)対応
HDMI端子:microHDMI Dタイプ / VIERA Link
AV OUT:モノラル、NTSC
シャッター速度 静止画: 60~1/16,000秒、T(タイム)最大約60秒
動画: 1/25~1/16,000秒
ワイヤレス転送部 準拠規格:IEEE 802.11b/g/n(無線LAN標準プロトコル)
使用周波数範囲(中心周波数):2412MHz~2462MHz(1ch~11ch)
暗号化方式:Wi-Fi準拠 WPA™ / WPA2™
アクセス方式:インフラストラクチャーモード
外形寸法(W×D×H) 約106.5x33.3x64.6mm(突起部を除く)
質量 約236g(本体のみ)

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