上下左右360度の撮影ができる全天球カメラ
エレコム ACAM-VRD01BK

「百聞は一見に如かず」といわれるように、画像や動画の訴求力は非常に強い。しかし、デジタルカメラの高画質化や、手軽に動画の撮影や編集ができるようになった現在、これまでのような訴求力を期待することは難しい。そこで頼りになるのが新しい撮影ツールだ。ドローンで空中から撮影した画像のように、これまでに見たことがない映像であれば、見た人の印象に強く残るに違いない。それを可能にするのが全天球カメラだ。

ダブルレンズで水平垂直360度の視野。多彩なマウントが標準で付属
幅約60.0×奥行50.2×高さ48.4mmの小型全天球カメラ。多彩なアタッチメントが付属され、さまざまなシーンで活用できる。
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エレコムの『ACAM-VRD01BK』は、水平方向、垂直方向とも360度の視野を持つ全天球カメラだ。別売りのVRグラスを使うことでVR映像を楽しむことができる「VRモード」、360度全方位の映像を球体型に再生する「サークルモード」、超広角映像を再生する「パノラマモード」の3つの撮影モードを搭載している。また、アクセサリーとして自撮り棒や三脚、自転車への取り付けを可能にするハンドルマウントなど、全5種類が同梱されている。

360度の映像が手軽に撮影できるので、観光地のプロモーションやイベントの記録などに使用すれば、インパクトのある映像を撮影できる。ホテルなどの宿泊施設や会議場やホール、マンションなど不動産の魅力を映像で伝える際にも威力を発揮するだろう。自転車などのハンドルに取り付けて撮影すれば、観光地や商店街、移住者を募集している地方都市の紹介も効果的に行える。

スマートフォンで遠隔操作が可能。撮影画像もWi-Fiでダウンロード

『ACAM-VRD01BK』は、無償提供されているスマートフォンアプリを使用して遠隔で操作することが可能だ。自撮り棒に取り付けるなどした高い位置からでも、シャッター起動やモード切り替えを行うことができる。これまでにない新しい感覚の映像は、それだけで大きな訴求力を持つことは疑いない。また、撮影した映像をプロジェクターなどの大画面で再生すれば、VRのような没入感を感じられる新しいエンターテイメントとしても活用できる。さらに、撮影した画像はWi-Fiを通じてダウンロード可能なので、撮影した画像をすぐにSNSなどにアップロードすることも容易だ。

同製品には、垂直方向の視野が180度の半天球タイプの姉妹モデル『ACAM-VRS01BK』も用意されている。30mまでの防水ケースを使用すれば、水中撮影も可能になっている。

全天球映像を活用した新しいサービスやプロモーションを提案していただきたい。

主な仕様
型番 ACAM-VRD01BK
対応機種 Android 5.0以降 搭載機種
iPhone 5以降
iPad mini 2以降
iPad 第3世代以降
iPod touch第5世代以降
受像素子 4.0M CMOS センサー 2個
動画 【撮影解像度】
1,920×960P

【フレームレート】
30fps

【保存データ形式】
MOV

【最高ビットレート】
12Mbps
静止画 【最大撮影解像度】
3,008×1,504

【保存データ形式】
JPEG
フォーカス方式 固定フォーカス
使用可能メモリーカード microSD HC Class 10 / UHS-I 32GBまで
電源(カメラ本体) リチウム電池内蔵式
録画可能時間(満充電時) 約60分(Wi-Fi OFF時)
約40分(Wi-Fi ON時)
充電方式 microUSB
充電可能回数 300回
充電時間 約5時間
外形寸法(W×D×H) 約60.0×50.2×48.4mm
質量 約100g
保証期間 6ヶ月
付属品 ハンドルマウント
自撮り棒
三脚
バンドマウント
粘着マウント
充電用ケーブル
クリーニングクロス

※ 仕様は予告なく変更する事がありますので、あらかじめご了承ください。

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