映像制作におけるアクションカメラの使用が広まるなか、カシオ計算機が新たなタフカメラのブランド「G'z EYE(ジーズアイ)」を立ち上げた。第1弾製品は、エクストリームスポーツ向けの『GZE-1』だ。特徴的な球形のボディにバンパーを配し、堅牢性を実現。防水、防塵、耐衝撃、耐低温性能を兼ね備えている。超広角レンズの採用もあって臨場感あふれる撮影を可能としており、映像制作を強力にサポートしてくれる。
カシオ計算機の『GZE-1』は、エクストリームスポーツの撮影に適したデジタルカメラ。50mの防水、IP6X準拠の防塵、4mの落下耐衝撃、-10度の耐低温といったタフネス性能を兼ね備えており、過酷な環境や激しい運動を伴う撮影を可能としている。同社がG-SHOCKなどで培った技術が盛り込まれており、特徴的な球形のボディにはウレタン樹脂によるカバーやバンパーを配して衝撃に対策。防水部品の上面には櫛歯型の防波構造カバーを採用することで、波による衝撃や水圧から集音マイク、スピーカーを保護している。
1/2.3型CMOSセンサー搭載の超広角レンズの採用による、広角撮影も特長の1つだ。静止画では190.8度、動画では170.4度の画角で撮影できる。動画撮影中にボタンを押すと、そのシーンの再生時に秒間120または240コマのスローモーションに切り替えられる「ドラマチックスロー」機能も搭載。一瞬で過ぎ去るシーンに、迫力ある絵作りや演出を加えることができる。
同製品には、リモート撮影用の専用スマートフォンアプリ「G'z EYE」も用意。撮影者がスポーツに集中できるよう、シャッターボタンのみを画面に大きく表示した撮影モードを搭載しており、画面を見ずとも撮影ができる。端末への画像転送はもちろん、転送前に動画を簡易再生したうえでコピーするといった操作も可能だ。ほかにも、カメラと同等のタフネス性能を備えたリモートコントローラーや液晶コントローラーがオプションとして用意されており、万全の撮影態勢をととのえられる。
そのほか、同社のスマートウォッチ「Smart Outdoor Watch」と連携した操作も可能。ダイナミックな映像制作に貢献する『GZE-1』を、多彩なオプションと共にぜひおすすめいただきたい。
型番 | GZE-1 |
---|---|
有効画素数 | 690万画素 |
撮像素子 | 1/2.3型CMOS(裏面照射型) 総画素数:2,114万画素 |
画像ファイル形式 | 静止画:JPEG(Exif Ver.2.3)、DCF2.0準拠 動画:MOV形式、H.264/AVC準拠、IMA-ADPCM音声(ステレオ) |
内蔵メモリー | 記録エリア:約14.8MB※1 |
外部メモリー | microSDメモリーカード、microSDHCメモリーカード、microSDXCメモリーカード対応 |
記録画素数 | 静止画:6M(3,008×2,256) 動画:FHD(1,920×1,080 30fps)/STD(640×480 30fps)/HS 240(512×384 240fps)/HS 120(640×480 120fps) |
記録容量 | (最大サイズ時)静止画:外部メモリー16GB※2:約2,508枚 動画(最大ファイルサイズ):1ファイルにつき最大4GB FHD動画:(1ファイル当たりの撮影可能時間):29分 |
電源 | 専用リチウムイオン充電池(NP-150) |
サイズ(W×D×H) | 74.1×46.4×75.0mm |
質量 | 約152g(電池及びメモリーカード除く) |
※1 内蔵メモリーをフォーマット後の容量。
※2 16GB:SanDisk Corporation製 16GB microSDHCメモリーカードの場合。
Copyright © OTSUKA CORPORATION All Rights Reserved.