パナソニックの『HX-A1H』は、質量わずか45gのウェアラブルカメラだ。同梱のヘッドマウントと組み合わせて頭に装着すれば、ユーザーの目線とほぼ同じ高さでの撮影ができる。これにより、臨場感あふれる映像を撮影できるため、印象的な資料作りに役立てられる。ハンズフリーで使用でき、防水や防塵といった耐久性も備えているので、工場や工事現場といった環境での使用にも向いている。

パナソニックの『HX-A1H』は、カメラと本体が一体型のウェアラブルカメラ。カメラとしての性能は、静止画は総画数約354万、動画はフルHDの撮影ができる。質量はわずか45gと軽く、長時間の使用でもあまり重さを感じることなく頭や肩などに装着でき、持ち運びもしやすいサイズだ。付属のヘッドマウントを使って側頭部に装着すれば、ハンズフリーでユーザー視点の映像を撮影する「目線撮り」が可能になる。イベント時に使用してライブ感あふれる映像を撮ったり、スポーツ選手の目線でのプレイ映像を撮ったりと、インパクトの強い映像を記録することができる。
タフネス性能も特長の1つ。1.5mの防水、防塵、1.5mの耐衝撃性能、-10度の耐寒性能を兼ね備えており、水場や荒天といった環境でも撮影が可能だ。
『HX-A1H』は同社のビデオカメラとの連携機能を搭載している。ビデオカメラで撮影した映像に、同時に『HX-A1H』で撮影した映像をワイプで入れ込む「ワイヤレスワイプ撮り」が可能だ。これにより、1つのシーンを2つの視点から記録した、特殊な映像を撮れる。また、専用アプリを導入すれば、AndroidやiOS端末と連携し、『HX-A1H』のリモート操作や、撮影したファイルの共有も可能だ。
オプションのアクセサリーも充実している。マルチマウントを使えば、リュックのストラップやヘルメット・ゴーグルに『HX-A1H』を固定可能。ツーリングやスキーなど、よりアクティブな撮影ができる。また、ツインマウントと赤外線ライトを併用すれば、暗視カメラとしても使用可能だ。さらに、トライポッドマウントを使えば、市販の三脚や一脚に接続し、通常のカメラと同様に固定して撮影することもできる。
アイデア次第で斬新な映像を撮影できる『HX-A1H』を、ぜひおすすめいただきたい。
型番 | HX-A1H |
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有効画素数 | 総画素数:約354万 動画(16:9):約287万(通常撮影モード 画角切換:ワイド 画素数/フレームレート:1,920×1,080/30p時) 静止画(16:9):約266万(写真撮影モード 画角切換:ワイド) |
F値f:(焦点距離) | F2.8(f=2.6mm) |
最短撮像距離 | 約30cm |
記録メディア | microSD(1GB/2GB) microSDHC(4GB/8GB/16GB/32GB) microSDXC(48GB/64GB/128GB) |
シャッター速度 | 動画モード:1/30~1/12000 静止画モード:1/15~1/12000 |
静止画記録画素数(16:9) | 約2.7M(2,176×1,224)、約2.1M(1,920×1,080) |
USB | ハイスピードUSB(USB2.0)、micro-B端子、カードリーダー機能(読み込みのみ<著作権保護機能なし>)、バッテリー充電機能、Webカメラ機能 |
電源 | 入力:DC 5V 1A リチウムイオン(Li-ion)充電式電池:DC 3.7V/480mAh |
外形寸法(W×D×H) | 26.0mm×83.1mm×26.0mm(突起部含む) |
質量 | 約45g(microSDカード含む) |
※ 専用アプリはAndroid用:Android™ 4.0以上、iPhone用:iOS 6.0以上対応です。