ハンドルで自在に高さを調整できる昇降デスク
サンワサプライ ERD-SHシリーズ

官公庁や企業で、「働き方改革」が叫ばれる昨今。例としては作業机をスタッフごとに固定せず、各自が好きな席に座る「フリーアドレス制」の導入がみられる。座席を自由にすることで、発想に刺激を与えようとするこの取り組みを実行するには、サイズを人に合わせやすいデスクが必要だ。サンワサプライの『ERD-SH』シリーズは、天板の高さを675〜1,125mmの範囲内で調整することができる。立って作業する時間を作ることで効率的にもなり、注目度の高い製品だ。

立ち仕事にも対応し、身体への負担を軽減
写真は『ERD-SH10070W』。手動で天板の高さを調節できる昇降デスク。675〜1,125mmまで調節でき、使用者の最適な環境に合わせられるほか、立った状態での作業にも対応する。
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「働き方改革」の実例として、スタッフの座席を固定しない「フリーアドレス制」が注目を集めている。隣に座る人が毎日変わるため、刺激を受けて新たな発想が生まれやすくなる効果があるといわれている。また、会社と外でシームレスに業務を行えるようにすることで、社内のスペースを有効活用し、より効率的に作業することが可能になる。実現するには無線LAN対応ノートPCの導入や、セキュリティの担保も必要だが、各人に合うよう高さ調節ができるオフィス机も必要だ。

サンワサプライの『ERD-SH』シリーズは、こうしたニーズに合致した製品だ。天板の高さを675〜1,125mmの広範囲に調節でき、使用者ごとに最適な作業環境を整えられる。調節には折りたたみ式のハンドルを使用。セッティングが済んだら内側に待避できるよう設計されているため、作業をじゃましない。不特定多数の身長・座高に合わせられるだけでなく、座り仕事にも立ち仕事にも対応できる。時折立ち仕事に切り替えることで、長時間座り続けた際に生じがちな鬱血などの症状を緩和することが可能だ。

オフィスの形態に合わせて選べる、幅違いの4モデル

同シリーズは横幅が700/900/1,000/1,200mmと異なる4モデルがラインアップ。オフィスの規模や形態に合わせて選択し、レイアウトすることができる。ケーブル配線をスマートにまとめられるトレーもオプションとして5種類用意されており、配線の整理に一役買ってくれる。

議題の少ない会議ではスタンディングで意見を交わすことで、短時間で活発な意見が出やすく、意思決定のスピードも早くなるという。ほかにもコミュニケーションの円滑化といったメリットがあり、導入例は徐々に増えつつある。柔軟な調整ができ、ワークスタイルに変革をもたらすうえで、『ERD-SH』シリーズをお役立ていただきたい。

主な仕様
ERD-SH7070W ERD-SH9070W ERD-SH10070W ERD-SH12070W
カラー ホワイト
天板昇降範囲 H675~1,125mm(無段階)
出荷形態 ノックダウン組立式
材質 天板:木製(パーティクルボード+メラミン化粧板)
フレーム:スチール(エポキシ樹脂粉体塗装)
サイズ(W×D×H) 700×700×675~1,125mm 900×700×675~1,125mm 1,000×700×675~1,125mm 1,200×700×675~1,125mm
重量 28.4kg 31.1kg 32.6kg 35.4kg

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