連携スマホアプリで売上確認や設定ができる電子レジスター
カシオ計算機 SR-S4000-20S

POSによる売り上げ管理システムは有用だが、小規模店舗ではコストがネックとなる。しかしカシオ計算機の『SR-S4000-20S』なら、スマートフォンとの連動で容易かつ安価に導入できる。Bluetoothで端末と連携させることで、専用アプリから売上確認やレジへの設定操作が可能。データをグラフで確認し、店舗の状況を即座に把握できる。有料サービスを利用すれば、仕入れや粗利の把握など、より高度な管理が可能となる。

売上確認も業務日誌も、スマホ上で完結
筐体色は画像のホワイトのほかにブラックも用意。大型液晶や高速プリンターなど充実の基本機能に加え、消費税法の改正にも対応
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『SR-S4000-20S』は、スマートフォンを使って管理できるレジスターだ。Bluetoothで端末と連携することで、無料アプリの「CASIO ECR+」から、外出先からでも売上を確認できる。売上データはグラフで見やすく表示。週単位や月単位、年単位への表示切り替えや、売上の比較機能も備えている。また、レジの設定変更もアプリから実行可能。レジへの商品登録や価格変更などが、スマートフォンのユーザーインターフェイスで楽に行える。また、レシートに表示するロゴメッセージや店名スタンプのデザイン、住所や電話番号といったメッセージまでアプリ上で完結できる。

さらに、業務日誌もアプリで作成可能。天気はアイコンから選んで入力、売上推移の引用や写真の添付も可能と、ブログのようにビジュアルライクな日誌に仕上げられる。日々の店舗の動きをひと目で分かるよう記録でき、課題を解決するヒントとして活用できるだろう。

月額制サービスの契約で、より高度な管理が可能に

CASIO ECR+には、別途月額制のプレミアムサービスも用意されていて、機能がさらに拡張される。レジで集計される売上と、端末から入力した仕入れ値を対比させて、粗利の状況を確認することができ、商品の売れ筋や客数、部門や担当者などのランキングや構成比も確認可能。商品を見直すヒントとして活用できる。

また、時間帯や曜日別など、売上傾向を時期ごとに表示する機能もあるので、販促施策や従業員のシフトを検討するうえでも役に立つだろう。各種データは7年間保存し、自由に活用できる。顧客や予約の台帳サービスの開始も予定されている。低コストで導入できる売上管理システムとして、レジスターとアプリのサービスも含めご提案いただきたい。

主な仕様
型式 SR-S4000-20S
キーボード ストロークキー方式
2キーロールオーバー
ディスプレイ 【オペレーター表示】
6行×26桁表示
バックライト付液晶
チルト機構

【客用表示】
2行表示[1行×20桁、1行×10桁(数字のみ)]
バックライト付液晶
収納式回転機構
プリンター 【印字方式】
2シート サーマルプリンタ方式

【印字速度】
最大20行/秒

【記録紙】
幅58mm・外径80mm以下のサーマル(感熱)紙

【給紙方式】
ドロップイン方式
インターフェイス 【COMポート】
2

【SD/SDHCカードスロット】
1
電源 AC100V±10V 50/60Hz 6W
消費電力 動作時最大6W
外形寸法(W×D×H) 約330×360×205mm(チルト最大、突起部を含まず)
質量 約5.5kg

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