QRコード決済サービス対応端末と連携する電子レジスター
カシオ計算機 SR-S200-WE

近年中国で普及し、国内でも2018年にスタートしたPayPayをきっかけに活況を呈しているQRコード決済サービス。既存のキャッシュレス決済よりもコストが低く、小規模な小売店でも導入しやすい点は魅力的だ。カシオ計算機のレジスター『SR-S200-WE』を使用する場合、ネットスターズ社のQRコード決済サービス対応端末を加えるだけで、主要サービスを利用可能。訪日旅行者へのニーズにスマートに応えられる。

国内外の主要サービスを、自動で判別し決済
漢字・ひらがな・カタカナ表示に対応した、バックライト付き2段式大型液晶を採用。照明を落とした店内でも優れた視認性を確保する
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QRコード決済サービスの利用者は、2017年度末時点での187万人から、1年間で512万人へと急速に増加しており、今後も着実な伸長が見込まれている。『SR-S200-WE』は、そんな時代に対応するうえで有用な電子レジスターだ。業界におけるパイオニア企業、ネットスターズ社製の「NETSTARS StarPay端末」と、Bluetooth経由で接続できる点が大きな特長。

これはLINE Payやd払い、PayPayや楽天ペイ(アプリ決済)といった国内サービスのほか、中国で主流のWeChatPayとAlipayを自動で判別して決済できる、QRコード決済サービス用端末。『SR-S200-WE』との併用で、各種サービスを容易に導入できる。東京五輪もあって、ますます増加すると見込まれるインバウンド需要や、政府のキャッシュレスサービス推進施策に適応するためにも、ぜひ検討しておきたい製品といえる。

専用アプリの導入で、詳細な売上管理が可能に

Bluetoothはスマートデバイスとの連携にも利用可能だ。無料の専用アプリ「CASIO ECR+」を利用することで、売上確認やレジの設定などを、時と場所を選ばず実行できる。レジへの商品登録や価格変更、レシートに入れる電子店名スタンプなどを、デバイスのインターフェイスで容易に入力できる。また、業務日誌の作成も可能。写真や売上グラフの記録もでき、グラフィカルにまとめられる。

さらに有料サービスの「CASIO ECR+ Premium」を導入すれば、仕入れと粗利の把握、目標設定と過去実績の比較、取引先別・部門別といった詳細の確認など、高度な売り上げ管理が可能となる。2019年10月から施行予定の消費税率変更にもしっかり対応。軽減税率対象商品を取り扱う中小企業・小規模事業者等が対象の、軽減税率対策補助金の対象製品でもある。新たな商習慣に対応する製品として、ぜひお客様にご提案いただきたい。

主な仕様
製品名 SR-S200-WE
キーボード ストロークキー方式
2キーロールオーバー
ディスプレイ 【オペレーター表示】
2行×数字10桁表示※1
バックライト付液晶

【客用表示】
1行×8桁表示
プリンター 【印字方式】
1シート サーマルプリンタ方式

【印字速度】
最大10行/秒

【記録紙】
幅58mm・外径80mm以下のサーマル(感熱)紙

【給紙方式】
ドロップイン方式
無線通信 Bluetooth® Low Energy
インターフェイス SD/SDHCカードスロット:1
ドロアー 紙幣3種 硬貨6種(コイントレイ取外し可)
ドロアーロック錠付き
メモリー保護 単3アルカリ乾電池×2本(別売)使用
記憶保持:約1年
電池寿命:約1年
電源 AC100V 50/60Hz
消費電力 動作時最大約5.5W
外形寸法(W×D×H) 約326×345×167mm
質量 約3.5kg

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