受付や店舗での商品検索、工場でのライン端末など、タッチパネルの活用シーンは確実に拡大している。インターフェースとしてユーザ親和性が高いタッチパネルは、今後、ますます普及していくことが予想される。特に、スマートフォンの普及とともに、広く利用されるようなったマルチタッチ操作は、ユーザも迷わずに利用できるだろう。大型のタッチパネルにおいても、マルチタッチに対応している製品の活用を提案していただきたい。
グリーンハウスの『GH-JCJ223GSHLB』は2ポイントのマルチタッチ操作に対応した21.5型ワイドの液晶ディスプレイだ。
企業の受付や店舗の商品検索、公共機関などの案内システムや、工場設備の操作端末など、多彩なシーンでの活用が進むタッチパネルであるが、複数のユーザが使用する点と、活用シーンが多岐にわたる点を考慮すると、チェックしておきたいのが耐久性だ。『GH-JCJ223GSHLB』は液晶パネルの表面にキズや汚れを防ぐ硬化ガラス製の保護フィルタを採用している。さらに、映り込みを防ぐARコーティングが施されているので、活用シーンを拡充することができるだろう。
また、光学式タッチパネルセンサを使用しているので、液晶パネルの画質を損ねることなく、かつポインティングデバイスを選ばずに操作することが可能になっている。
多彩な用途での利用が期待されるタッチパネルだが、『GH-JCJ223GSHLB』にはPC用のミニD-sub15ピンに加えて、高精細な画像表示が可能なHDMI端子と、HDCP対応のデジタル入力端子(DVI-D)を用意している。多様な機器に接続できるほか、3台のPCを接続することも可能で、接続先は本体前面のボタンで簡単に切り替えることができる。また、電源が内蔵されているため、ACアダプタは不要だ。受付などの狭隘なスペースや設置スペースが限られている工場のライン端末として利用する場合には、大きなメリットになる点だ。
さらに、白色LEDバックライトの採用によって、同社従来モデルと比較して最大で約37%の消費電力削減を実現している。
| 型番 | GH-JCJ223GSHLB |
|---|---|
| 画面サイズ | 21.5型ワイド |
| 解像度 | 1,920×1,080 |
| 輝度 | 250cd/m2 |
| コントラスト比 | 1,000:1(DCE機能on時 5,000,000:1) |
| 視野角 | 上下160度、左右170度 |
| タッチパネル | 光学式 |
| タッチペン | 対応 |
| タッチ機能 | Windows 7/8 |
| 対応機種 | DOS/Vマシン、Apple Macシリーズ |
| インターフェース | Mini D-sub15、DVI-D、HDMI |
| スピーカー出力 | 1W+1W |
| 消費電力 | 最大:30W、省電力モード時:1W以下 |
| 外形寸法(W×D×H) | 516.3×123.6×373.4mm |
| 質量 | 約4.5kg |
