マルチモニターに適した1mmの超狭額デザインを採用
EIZO EV2450/EV2455

薄型で大画面の液晶モニターの普及によって、マルチモニターの活用シーンは増え続けている。デスク上で1人のユーザーが複数のモニターを使用することは珍しくないし、プロモーションなどでは当たり前のようにマルチモニターが使われている。会議室やセミナールームなどでも、プロジェクターによる大画面の投影だけでなく、会場の後方や会場外の参加者にも液晶モニターでプロジェクターの画面や会場の様子を見せる場合もある。

フレームレスかつノイズレス見やすさにこだわったデザイン
人感センサー「EcoView Sense」搭載。電源オン/オフを自動化し、節電にも貢献できる。
3D写真

EIZOの『EV2450』と『EV2455』は、マルチモニター用途に適したPC用液晶モニターだ。同社のワイド液晶モニターの主力モデル(EV2436W-Z、EV2336W-Z)の後継モデルとしてラインアップされている。

モニターベゼル部には、幅が1mmの超狭額デザインを採用した。液晶部分の非表示エリアを加えても、画面を取り囲む「額縁」の幅は、23.8型の『EV2450』で5.3mm、24.1型の『EV2455』で6.2mmを実現している。マルチモニターを使用する際には、モニター間の非表示部分で視線移動が途切れる場合があるが、同製品であれば、このような視覚的な「ノイズ」を最小限に抑えることが可能だ。

視覚的なノイズはベゼルだけではない。モニター正面に配置された電源ボタンなども、意図せずにユーザーの視界に入ってくるノイズとなる。同製品では、正面のボタン部分に凹凸や文字のないフラットなデザインを採用することで、ユーザーが画面に集中できる環境を実現している。

ユーザーの疲労を最小限に抑える疲れ目抑制機能などを搭載

『EV2450』と『EV2455』には、従来モデルに搭載されていた基本性能が受け継がれている。光の映り込みを抑制するノングレア処理を液晶表面に施し、低輝度時の画面のちらつきを抑える「EyeCare調光方式」と画面輝度を自動調整する「Auto EcoView機能」の改良により、目が疲れにくい画面表示を実現している。さらに、ブルーライトの発生を削減する「Paperモード」を利用すれば、目の負担をさらに低減することが可能だ。

また、液晶パネルには高視野角のIPSパネルを採用し、豊富なカラーモードを搭載することで用途に最適な画面を表示できる。画面の角度も左右344度、前後−5度から+35度まで調整することが可能で、高さは最大で140mmの昇降が可能になっている。ユーザーがもっとも見やすい位置に調整できるのは、ヘビーユーザーでなくてもうれしい点だ。広い視野角を持つ同製品は回転させて縦型で利用することも可能なので、告知やプロモーションなどのデジタルサイネージとしての活用にも適している。

主な仕様
型番 EV2450 EV2455
画面サイズ 23.8型ワイド 24.1型ワイド
解像度 1,920×1,080 1,920×1,200
最大輝度 250cd/m2 300cd/m2
コントラスト比 1,000:1
応答速度 5ms
視野角 水平:178度
垂直:178度
インターフェース DVI-D24ピン、D-SUBミニ15ピン、HDMI、DisplayPort
スピーカー出力 1W×2
消費電力 最大時:47W
通常使用時:12W
スリープモード時:0.3W以下
オフモード時:0.3W以下
最大時:49W
通常使用時:13W
スリープモード時:0.3W以下
オフモード時:0.3W以下
外形寸法(W×D×H) 537.6×233×333.5~473.5mm
※横表示
530.8×233×357.2~488.2mm
※横表示
質量 約6.2kg(モニター部:約3.8kg) 約6.5kg(モニター部:約4.1kg)
保証期間 5年(液晶パネル含む)

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