入力4系統を搭載し分割表示も可能な4Kモニター
EIZO EV3237

オフィスワークでもっとも長時間見ているものは液晶モニターだという人は珍しくないだろう。大量の情報を効率的に処理するためには、情報の一覧性が重要だ。1人で複数のモニターを使用する方法もあるが、日本のオフィス環境では、複数台のモニターの設置スペースを確保するのが難しいという実情がある。そこで提案していただきたいのが、1つの画面に必要な情報を表示できる4Kの高解像度を持つモニターだ。

フルHDの4倍の情報を表示でき、疲れ目抑制機能なども搭載
31.5インチの作業領域と4Kの解像度を備える「EV3237」は、さまざまなシーンで想像以上に快適な使い心地を提供
写真拡大

EIZOの『EV3237』は4K解像度に対応した31.5型の液晶モニターだ。4K(3,840×2,160)の高解像度画面にはフルHD(1,920×1,080)の4倍の情報を表示することが可能なので、画面の切替やスクロールすることが多かったユーザーであれば、作業効率が向上することは疑いがない。

同製品にはユーザーの負担を抑えるさまざまな機能が搭載されている。画面の昇降・チルト・スウィーベルは可動範囲が広く、ユーザーが見やすい位置に調整できる。また、「Auto EcoView機能」は周囲の明るさに合わせて輝度を自動調整してくれる。

表示モードも多彩で、文字入力、Web閲覧、動画視聴など用途に合わせて選択することが可能だ。紙に似た雰囲気で表示する「Paperモード」を利用すれば、目の疲れの原因になるとされるブルーライトを大幅にカットすることが可能なので、ユーザーの負担をいっそう減らすことができるだろう。

4系統のデジタル入力端子を搭載。複数画面を同時に表示可能

『EV3237』にはデジタル4系統の入力端子が用意されているので、これまで複数台のモニターを使用していたユーザーは、1台のモニターに集約することが可能だ。視線の動きがスムーズになるだけでなく、デクス上を広く使えることによる効率化も期待できる。

表示方法には画面を分割して表示するPicture by Picture(PbyP)と、画面の中に小画面を表示するPicture in Picture(PinP)の2つが用意されている。PbyPには5つの表示パターンが用意されているので、業務に最適な形式が選択できる。

また、本体側面には3つのUSB 3.0ポートが装備されている。そのうちの1つはスマートフォンやタブレット端末を充電できるUSBバッテリーチャージに対応している。ビジネスに不可欠なこれらの端末を、最小限のケーブルで充電できるのは、スッキリとしたデスク上で業務を行いたいユーザーにはうれしい点だろう。

主な仕様
型番 EV3237
キャビネットカラー ブラック/セレーングレイ
解像度 DisplayPort: 3840×2160 (60Hz)
DVI/HDMI: 3840×2160 (30Hz)
最大輝度 300 cd/m2
コントラスト比 1,000:1
応答速度 5ms(中間階調域)
視野角 上下:178°、左右:178°
インターフェイス DVI-D 24ピン×1(HDCP 1.x対応)、DisplayPort 1.2×2(HDCP 1.x対応)、HDMI×1(HDCP 1.x対応、AV入力対応)、ステレオミニジャック×1、DisplayPort1.2×1、HDMI×1
スピーカー出力 1.0W+1.0 W
最大消費電力 105W
外形寸法:横表示時(W×D×H) 731×245×439~578mm
外形寸法:モニター部(W×D×H) 731×59.5×428mm
質量 約10.6kg
保証期間 お買い上げの日から5年間

→カテゴリ一覧に戻る