解像度1,920×1,920の正方形ディスプレイ
EIZO EV2730Q

高解像度ディスプレイといえば、昨今の映像コンテンツに合わせた、解像度が1,920×1,080もしくは、1,920×1,200のワイドタイプが主流となっている。それに対しEIZOの『EV2730Q』は、1,920×1,920の正方形となる解像度を採用。このため、デスクトップを縦にも横にも広く使うことが可能で、CADやコーディング、デザインなど、工程でウィンドウを多く必要とする作業を、効率良く進めることができる。

デスクトップを広域にとり、あらゆる作業を効率化
正方形(1920×1920ドット)解像度の縦ワイド×横ワイドモニター。CADやDTP作業、地図や写真の確認など、より広範囲の情報を一度に見たい業務に最適だ。
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CADやコーディング、DTPといった作業は、使用するソフトの情報量が非常に多く、効率良く進めるには、広いウィンドウスペースが必要となる。それにはワイドディスプレイや、デュアルディスプレイ環境を用いるのが一般的だが、主流の1,920×1,080といったワイドディスプレイでは、どうしても縦方向の解像度が足りず、理想の作業環境に一歩届かないといった事態を招きやすい。これを解消できるディスプレイが、『EV2730Q』だ。解像度が1,920×1,920の正方形となっており、作業スペースを縦にも横にも広くとることができるのは、大きなメリットだ。この恩恵はデザイン関連の作業だけでなく、一般的な作業でも受けられる。横長のエクセルシートを表示しながら、その下で他の文書を開いたり、Googleマップを広範囲に表示したり、メールのスレッドを表示しつつ添付ファイルを開いてチェックしたりと、マルチタスクの効率を最大限に高めることが可能だ。

表示品質も高く、目への負担も小さい

高品質なディスプレイに定評のあるEIZOの製品だけあって、基本性能も優秀だ。水平・垂直ともに178度の広視野角IPSパネルを採用しており、あらゆる方向から見ても、安定した色味で視聴できる。オーバードライブ回路の搭載により、動画もクリアーに再生可能だ。また、デザイン系向けの製品ゆえに、長時間凝視することになりがちなため、疲れ目を抑制する機能も充実している。輝度を適切な状態に抑える自動調光機能や、画面のちらつきを抑えるDC調光、ブルーライトカット機能を搭載。スタンドの可動域も広く、ユーザーが最適な視聴ポジションをとりやすい。高さは101〜141mm、上下の角度は上35度・下5度、左右は344度回転可能だ。100mmピッチのVESAマウントもサポートしているので、対応アームと併用すれば、さらに作業環境を最適化することが可能だ。

主な仕様
型番 EV2730Q
キャビネットカラー ブラック、セレーングレイ
パネル種類 IPS(ノングレア)
推奨解像度 1,920×1,920
パネルサイズ 475.7×475.7mm
視野角(水平/垂直、標準値) 178°/178゜
輝度(標準値) 300cd/m2
USB規格 USB 2.0
外観寸法(モニター部 W×D×H) 497×56×501.5mm
質量 7.1kg
保証期間 お買い上げの日から5年間(使用時間30,000時間以内に限る)

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