高度なキャリブレーション機能を備えた31.1型4Kディスプレイ
EIZO CG318-4K

画面に表示されるものと、出力するものとで色調を合わせるカラーマネジメントは、デザインや映像関連の企業の命題といえる。これを実現するには、高度なキャリブレーション機能を備えたディスプレイが必要だ。EIZOの『CG318-4K』は、キャリブレーションセンサーを内蔵しており、一度設定した画質を定期的に再調整。常に一定の品質の映像を表示できる。31.1型と大画面で4Kにも対応しているため、映像制作に最適な製品といえる。

高い解像度と色の再現性で、映像・出版市場に訴求
4K解像度をそのまま表示できる、シリーズ最高精細のカラーマネジメント液晶モニター。キャリブレーションセンサー内蔵で、最適な表示をいつでも実現する。
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『CG318-4K』は、31.1型の大画面液晶ディスプレイ。解像度も4K(4,096×2,160)に対応しており、4Kの映像制作や、CG・VFX制作などの作業を、スペースの広さを活用して快適に行える。色の再現性にも優れており、デジタルシネマに用いられるDCI-P3規格は98%と、ほぼ忠実に再現。その他の放送規格、Rec.709、EBU、SMPTE-Cは100%カバーしており、製作段階から仕上がりの色味をモニターできる。Adobe RGBも99%カバーしており、一般的なモニターでは再現しきれない、青空や新緑の色も忠実に再現可能。このため、映像制作だけでなく、デジタルフォト市場や出版市場にも有用だ。

コントラスト比も1,500:1と高く、黒の再現力にも優れている。白浮きを抑え、引き締まった黒色を表示できるため、暗所でも使用することができる。また、一般的なディスプレイでは、画質が安定するまでに約30〜60分を要するところを、『CG318-4K』の場合は3分で安定。パネル全体の色ムラを抑えて均一の画質で表示する設計もあり、安定した環境ですぐに精密な作業を行うことが可能だ。

専用ソフトとの併用で、精密なカラーマネジメントを実現

厳密なカラーマネジメント機能も大きな特長だ。専用ソフトの「ColorNavigator 6」や「ColorNavigator NX」を利用することで、規格や基準となるデバイスに合わせて、精度の高い表示調整が可能。ディスプレイの表示は使い続けるうちに変質していくものだが、一度設定した画質は、内蔵のキャリブレーションセンサーが定期的に再調整し、常に最適の画質を維持してくれる。

また、ネットワーク経由で、ディスプレイの画質を一元管理できる「ネットワーク カラーマネージメント ソリューション」も用意されており、複数人で制作を行う際の表示品位と資産管理を、管理者がまとめて行うことができる。
目が疲れにくい調光方式の採用や、購入後5年間の無償保証など、長く使える機能やサポートも充実した『CG318-4K』を、ぜひおすすめいただきたい。

主な仕様
型番 CG318-4K
パネルサイズ 79cm(31.1)型 (可視域対角78.9 cm)
推奨解像度 4,096×2,160
コントラスト比(標準値) 1,500:1
視野角(水平/垂直、標準値) 178゜/178゜
輝度(標準値) 350cd/m2
入力端子 DisplayPort×2(HDCP 1.x対応)、HDMI×2(HDCP 1.x対応、Deep Color対応)
USB規格 USB 3.0
外観寸法(横表示・W×D×H) 735×245×434~583mm
本体質量 約11.3kg

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