狭いデスクに2台置きできる20.7型ワイド液晶モニター
アイ・オー・データ機器 LCD-AD211Eシリーズ

より多くの情報を一覧できる大型モニターの使用は業務の効率化に有効だ。しかし、全社的に大型モニターを導入するにはコスト面で課題が残る。そこで検討したいのが、2台のモニターを並べて使用するデュアルモニターだ。とはいえ、デスク上に十分なスペースが取れないオフィス環境が少なくないのが実情だ。そのような場合には、従来サイズよりも一回り小さいモニターを使ったデュアルモニターを提案していただきたい。

机からはみ出さないコンパクトな筐体。ユーザーと環境に優しい機能を搭載
写真は『LCD-AD211EW』。「ブルーリダクション」機能でブルーライトを低減し、快適な使用が可能
3D写真

アイ・オー・データ機器の『LCD-AD211E』シリーズは、コンパクトな筐体が特長の20.7型ワイド液晶モニターだ。より多くの情報を一覧でき、生産性向上に有効なデュアルモニターを導入する例が増加しているが、幅が507mmの21.5型モニターを使用する場合には、幅が1000mmの机からはわずかにはみ出てしまう。しかし、一回り小さい幅490mmの同製品であれば、2台並べても机からはみ出すことがない。

また、「ブルーリダクション」を搭載しているので、目の疲れの原因の一つといわれるブルーライト(青色光)を低減した環境で使用することが可能だ。ブルーライトの低減率は5段階に調整可能なので、ユーザーが最も疲れを感じにくい状態を実現できる。さらに、バックライトのちらつきがない「フリッカーレス」設計を採用しているので、モニターを長時間使用するヘビーユーザーの目の負担を減らすことが可能だ。加えて、消費電力を確認しながら輝度を調節できる「ECOステップ機能」を使用すれば、目の負担を抑えながら、省エネルギーも同時に実現できる。

文教分野での使用をサポートする、一括管理機能「モニター先生」

『LCD-AD211E』シリーズには、文教分野での使用を想定した便利な機能が搭載されている。それがクリックひとつで複数のモニターを一括管理できる「モニター先生」機能だ。この機能を使用すれば、授業の終了後に1台1台モニターやPCの電源オフを確認する必要がなくなる。

また、ICT活用教育支援ソフト「SKYMENU Pro 2014」に対応しているので、モニター電源のオン・オフのほかにも、エコ設定の一斉コントロールや輝度などのモニター設定を制限することも可能だ。
ICT導入による負担増加を抑えることが可能な同製品を、文教分野にぜひ提案していただきたい。

主な仕様
型番 LCD-AD211EW(ホワイト)
LCD-AD211EB(ブラック)
パネルタイプ TFT20.7型ワイドLED/非光沢パネル
最大表示解像度 1,920×1,080
視野角度 上下:160°、左右:170°
最大輝度 250cd/㎡
コントラスト 1000:1
消費電力 最大時:21W
通常使用時(オンモード):18.5W
待機時:0.5W
外形寸法(スタンド使用時・W×D×H) 490×178×352mm
本体質量(スタンド使用時) 3.0kg
保証期間 3年間

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