タッチパネル式の80V型インフォメーションディスプレイ
シャープ PN-L803C

大型のインフォメーションディスプレイは、電子黒板として、デジタルサイネージとして使える製品だ。シャープの『PN-L803C』は、静電容量式のタッチパネルを採用したインフォメーションディスプレイ。きめ細かい位置検出が可能で、細かい文字の書き込みや、緻密な操作ができる快適な操作性を実現している。電子黒板用のアプリケーションも搭載されており、導入後すぐに電子黒板として活用できる。

高精度のタッチパネルが快適な操作感を実現
大画面80V型のタッチディスプレイ。フルフラットデザインで、従来機からの軽量化も実現し、様々な配置が可能。
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『PN-L803C』は、タッチパネルを搭載した80V型インフォメーションディスプレイだ。タッチパネル式ゆえに、電子黒板として利用できるほか、案内用のデジタルサイネージとしても活用可能だ。

タッチパネルには読み取り精度の高い静電容量方式を採用。袖やホコリによる誤動作が少なく、タッチ位置をきめ細かく検出できるため、快適な操作感を実現している。細かい操作を受け付けてくれるため、15mm角の小さな文字を書き込むことも可能だ。10点マルチタッチに対応しており、最大4人までの同時書き込みを受け付けるため、会議や授業のグループディスカッションでの活用を、強力にサポートしてくれる。

充実の専用アプリケーションで会議や授業を豊かに

専用のアプリケーションも同梱されている。「SHARPペンソフト」は、電子ペンツール。そのままで電子黒板として活用でき、同梱のイレーザーを使えば、ホワイトボードと同じ感覚で書き込みを消すことができる。ほかにも、書き込んだ手書き文字をワンボタンでテキストへ変換できたり、PowerPointと連携してスライドショーを操作できたりと、多彩な機能を備えている。

「SHARPタッチビューアー」は、マイクロソフトOfficeやPDFなど、多彩な書類ファイルを表示できるビューアー。複数のファイルを開いて同時に表示・編集できるほか、複合機と連携して、スキャンした書類を表示したり、画面上の資料を印刷したりといった使い方も可能だ。資料に直接電子ペンで書き込みを加えることも可能で、会議や授業をより濃いものにしてくれるだろう。

ミーティング支援ソフト「タッチディスプレイリンク」を利用すれば、携帯端末やPCと画面の共有や双方向の書き込みが可能に。遠隔地の拠点との会議にも活用可能だ。

主な仕様
型番 PN-L803C
設置方向 横/縦置き※1
液晶パネル 画面サイズ:80V型ワイド(対角203.2cm)「UV2A技術※2」搭載液晶
バックライト:LED直下型
最大解像度:1,920×1,080ドット
最大表示色:約10.6億色
最大輝度※3:300cd/m2
コントラスト比:4,000:1
表示画面サイズ:横1,771.2×縦996.3mm
タッチパネル 検出方式:静電容量方式
PC接続端子:USB(2.0準拠)(Bタイプ)(2系統)
電源供給:本体から供給
保護ガラス厚さ:約3.8mm(両面フィルム含む)
タッチペン 機能ボタン:あり
通信方式:無線通信方式
ペンアダプター接続端子:USB(2.0準拠)(Aタイプ)(1系統)
入力端子※4 コンピューター信号:アナログミニD-sub15ピン(2系統)※5
DisplayPort:1系統(HDCP対応、PC信号対応)
HDMI:3系統(HDCP対応、1080p対応、PC/AV信号対応)※6
音声:φ3.5mmミニステレオジャック(2系統)
ビデオ映像:1系統※5
コンポーネント映像:1系統※5
RS-232C:φ3.5mmミニステレオジャック(1系統)(変換ケーブル同梱)
出力端子※4 音声 :φ3.5mmミニステレオジャック(1系統)
DisplayPort:1系統(HDCP対応)
スピーカー出力:10W+10W(6Ω)
入出力端子※4 LAN端子:10BASE-T/100BASE-TX(1系統)
電源 AC100~240V 50/60Hz
消費電力 280W
外形寸法(W×D×H・突起部を除く) 約1,850×96×1,072mm(ディスプレイ部のみ)
本体質量 約77㎏

※1 SHARPペンソフト、SHARPタッチビューアーおよびタッチペンは横置きのみ対応です。縦置きの際はペントレー・スピーカーカバーを取り外してください。
※2 Ultraviolet induced multi-domain Vertical Alignmentの略。光照射による製造法で液晶分子の並びを高精度に制御する技術。
※3 輝度は、入力モードや映像調整の設定などにより変わります。また、輝度は経年により劣化します。一定の輝度を維持するものではありません。
※4 パソコンや映像機器との接続には市販の接続用ケーブルをお使いください。
※5 底面インターフェイスの1系統のみ、アナログPC、ビデオ映像とコンポーネント映像は共用です(メニューにて切換必要)。ビデオ映像とコンポーネント映像はミニD-sub15ピンからの変換ケーブルによる接続が必要です。
※6 HDMIは、PC、AV共用です。

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