2つの方式から選択できる耐久性に優れたタッチパネル
タッチパネル・システムズ 1717Lシリーズ

日常生活のさまざまなシーンで利用するようになったタッチパネルは、現代社会を支える代表的なインターフェイスといってもよいだろう。2015年10月にはマイナンバー制度が開始され、2016年からは行政手続きにマイナンバーが必要になる。行政機関では暗証番号入力用端末としてタッチパネルの導入も検討されている。不特定多数のユーザーが利用する行政機関向けのタッチパネルには、安定した操作感と優れた耐久性が要求される。

用途に応じて入力方式や設置方法を選択。幅広いシーンで活用できる
写真は『ET1717L-7CWB-1-BL-ZB-G』。タッチパネルは5線式抵抗膜方式と超音波表面弾性波方式から選択できる。どちらも耐久性に優れ、アンチグレア処理によって指紋もつきにくい。
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タッチパネル・システムズの『1717L』シリーズは、スリムなデザインの17.0型のタッチパネルだ。

入力方式には、5線式抵抗膜方式の「アキュタッチ」と、超音波表面弾性波方式の「インテリタッチ」の2つの方式が用意されている。活用シーンに応じて埃や傷に強いアキュタッチと、美しい画像の再現が可能なインテリタッチを選択できるが、インテリタッチは水滴などによる誤動作のおそれもあるので、使用場所には留意して欲しい。

同製品は、設置方法も選択することが可能だ。チルトスタンドによる設置に加え、VESA Physical Mount規格75mmに対応しているので、モニターアームなどを利用することもできる。多くのメーカーが多彩なアームを用意しているので、利用スタイルに合わせた提案をしていただきたい。

マイナンバー制度の導入を控え、自治体向けのキャンペーンも展開

マイナンバー制度が導入されるが、『1717L』シリーズは各自治体で行政サービスを受ける際の暗証番号入力用端末として使用されるタッチモニターの候補機種に選定されている。これを受けて、通常は3年間の保証期間を5年間に延長する、自治体向けのキャンペーンを実施している。自治体向けに提案する際には、ぜひ利用していただきたい。(2015年9月25日申し込み分まで)

また同製品は、LEDバックライトを採用することによる省エネ化を実現している。さらに、インターフェイスはRS-232CとUSBの2つのタイプを選択できるため、導入先の環境に柔軟に対応することが可能だ。

自治体以外にも、公共施設からビジネスにまで多様な活用シーンに対応できる『1717L』シリーズを、最適な入力方式と最適な設置方式を組み合わせて提案していただきたい。

主な仕様
型番 ET1717L-7CWB-1-BL-ZB-G:5線式抵抗膜方式(ゼロベゼル)・ブラック
ET1717L-7CWB-1-WH-ZB-G:5線式抵抗膜方式(ゼロベゼル)・ホワイト
ET1717L-8CWB-1-WH-G:超音波表面弾性波方式・ホワイト
画面サイズ 17.0型
液晶表示(駆動)方式 TFTアクティブマトリックス方式
最大解像度 1,280×1,024
チルト角度 -5~70°
表示エリア 337.9mm(H)×270.3mm(V)(17.0型)
画素ピッチ 0.264mm(H)×0.264mm(V)
表示色 1677万色
輝度(タッチパネル装着時の標準値) ET1717L-7CWB-1-BL-ZB-G:200cd/㎡
ET1717L-7CWB-1-WH-ZB-G:200cd/㎡
ET1717L-8CWB-1-WH-G:225cd/㎡
電源・消費電力 AC100V~240V、50/60Hz・30W(最大)
コントラスト比 1000:1(標準値)
視野角 上下160°、左右170°(コントラスト比10以上での標準値)
外形寸法(W×D×H・チルトスタンド取付け時) 392×215×362mm(チルト角0°時)
本体質量 約5.4kg(チルトスタンド取付け時)
保証 3年間

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