ユーザーにも環境にも優しい17型液晶ディスプレイ
アイ・オー・データ機器 LCD-AD173SEシリーズ

長時間ディスプレイを見続けることは、ユーザーにとって大きな負担だ。その原因とされているのが、バックライトの点滅であるフリッカー(画面のちらつき)と、ブルーライト(青色光)だ。ユーザーへの目の負担は、疲労に繋がり、生産性の低下を招くことになる。また、ディスプレイの輝度を落とすことで消費電力を抑えることはできるが、画面が見づらくなるようでは作業の妨げになり、かえってユーザーのストレスになってしまう。

フリッカーレスとブルーライト低減で、ユーザーの負担を抑える
写真は『LCD-AD173SEW』。LEDそのものの調光によって輝度調整を行う「フリッカーレス」設計によって目への負担を減らしている。
写真拡大

アイ・オー・データ機器の『LCD-AD173SE』シリーズは、ユーザーと環境に配慮された17型のスクエア液晶ディスプレイだ。解像度1,280×1,024と正方形に近い液晶パネルにより、CAD図面やDTP作業など、より広範囲の情報を一度に見たい分野の業務で使い勝手の良い製品となっている。

ディスプレイを使用する上で、ユーザーの目の負担になっているといわれているのが、フリッカーとブルーライトだが、同製品ではそのどちらの負担も軽減する機能が搭載されている。LEDバックライトの点滅によるフリッカーは、LEDそのものの調光によって輝度調整を行う「フリッカーレス」設計によって低減。ユーザーが気づかない画面のちらつきをゼロにすることで、目への負担を減らしている。また、「ブルーリダクション」機能により、ブルーライトの低減も実現。低減強度もゼロから5段階で調節が可能なので、色味があまり影響しない文書作成時は強度を高め、デザインなどの色味を重視する作業時は強度を低めるなど柔軟に設定できる。

削減した電力を見える化して、無理のない省エネを実現できる

『LCD-AD173SE』シリーズはユーザーに優しいだけでなく、同時に環境にも優しい機能が搭載されている。本体には水銀を一切使用せず、廃棄する際にも自然に影響を与えないディスプレイとなっている。また、大幅な省電力を可能にするLEDバックライトによって、通常使用時でも10.8Wの消費電力を実現。さらに「ECOステップ機能」によって、削減W(ワット)数を確認しながら5段階の輝度調整が可能。ユーザー自身が体感しながら省エネを実行できるので、数値目標を立てて設定するなど無理のない節電を継続できる。

オプションのUSBグラフィックアダプターを使用すれば、ノートPCと同製品を接続することが可能。外出先で使用しているノートPCを接続して、オフィスでは大画面で効率よく作業ができる。ユーザーと環境に優しい同製品の導入による、生産性の向上をぜひ提案していただきたい。

主な仕様
型番 LCD-AD173SEW(ホワイト)
LCD-AD173SEB(ブラック)
パネルタイプ TFT17型スクエア LED/非光沢パネル
対応機種※1 Windowsパソコン、Mac
最大表示解像度 1,280×1,024
表示領域 (横×縦) 270.336×337.92mm
画素ピッチ 0.264×0.264mm
最大表示色 1,677万色
視野角度 上下:160°
左右:170°
最大輝度 250cd/㎡
コントラスト 1,000:1
応答速度 5ms
映像入力端子 アナログRGB、DVI-D(HDCP対応)
消費電力 AC100V 50/60Hz(電源内蔵)
定格電圧 最大時:17W
通常使用時(オンモード):10.8W
待機時:0.5W
外形寸法(W×D×H・スタンドあり) 370×178×380mm
質量(スタンドあり) 2.8kg
保証期間 5年間※2

※1 TFTカラー液晶パネルは特性として表示面上に黒点(点灯しない点)や輝点(点灯したままの点)がある場合があります。これは故障あるいは不良ではありません。予めご了承ください。
※2 パネル、バックライトを含む。ただし、使用時間は30,000時間以内に限る。

→カテゴリ一覧に戻る