写真は『ET1590L-2UWA-0-MT-ZB-NPB-G』。パネルサイズは22型ワイド、17型、15型の3タイプが用意されている。

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タッチパネル・システムズの『90シリーズ』は液晶パネルのサイズとタッチ方式を選択できる組み込みタッチモニターだ。パネルサイズは22型ワイド、17型、15型の3タイプで、液晶表示方式はすべてTFTアクティブマトリックス方式のパネルが採用されている。注目したいのは、タッチ方式を選択できる点だ。タッチ方式は、投影型静電容量方式、超音波表面弾性波方式、5線式抵抗膜方式の3種類が用意されている。ただし、22型ワイドサイズは5線式抵抗膜方式には対応していないので注意が必要だ。

映像信号は、アナログRGBとDisplay Portの2種類の映像信号に対応している。また、コントローラー機能は、RS-232C接続とUSB接続の両方に対応しているので、インターフェイスをリプレイスしたい場合にも選択肢として提案できるだろう。

『90シリーズ』には、多彩なタッチ方式が用意されているので、活用シーンに合わせた提案ができる点は強調しておきたい。現在主流となっているのは、軽快な操作感とマルチタッチが行える投影型静電容量方式と、専用ペンを使わず、手袋をつけた手でも操作が可能な5線式抵抗膜方式だ。POSや医療機器、キオスク端末などで広く利用されている。

サイズが17型と15型のパネルは、上記の2方式に加えて、さらに超音波表面弾性波方式に対応したモデルが用意されている。この方式の特長のひとつはZ軸入力に対応していることだ。タッチする際の強さも検出することができるので、モニター表面に傷がついた場合でも、位置検出が可能な高耐久モデルといえる。

これらの製品を適切に選択することで、利用環境に合わせた最適なUIを提案していただきたい。