ディスプレイを長時間見続けていると、目の疲れから身体全体に疲れをもたらすこともある。長い時間オフィスで作業をするのなら、なるべく目に負担の少ないモデルを選びたい。EIZOの『S1934-T』のように、目への影響に配慮した製品を用いれば、作業の効率化にもつながる。エネルギー効率にも優れており、19型ながら同社17型製品と同等の9Wの消費電力も実現。高効率と省電力性能を両立したことで、長い時間使うディスプレイなら外せないモデルとなっている。
『S1934-T』は、IPSパネルを採用した19型液晶ディスプレイ。画面を斜めから見ても色合いやコントラストの変化が少ないIPSパネルが採用され、安定した視聴が可能だ。内部回路の見直しにより、従来機より消費電力を25%削減している。
疲れ目に配慮した設計が大きな特長で、周囲の明るさに合わせて、輝度を見やすいレベルに自動で調整してくれる「Auto EcoView機能」を搭載。この機能は工場出荷時点で適用されており、設置してすぐに適切な輝度調整を実行。まぶしさによる目への刺激や、暗い表示での筋肉の緊張を緩和し、目の疲れを抑えてくれる。また、肉眼で感知できる画面のちらつきも、完全にカット。輝度を絞った場合でも安定した表示がなされる。液晶面にはアンチグレア処理が施されており、映り込みを防止して見やすい視聴環境を実現できる。
推奨解像度は1,280×1,024で、文書作成など一般的な作業に適切。色表現の豊かさもメリットだ。PCからのRGB各色8ビットのデータを、モニター内部で10ビットに多階調化。10bit-LUTによるガンマ補正によって、多階調化したデータから最適な色を選択し、滑らかな階調を表現してくれる。
入力端子はDisplayPortとDVI-D 24ピン、D-Sub 15ピン(ミニ)の3系統。HDCPに対応しているため、BDなどの著作権保護コンテンツも再生可能だ。オーバードライブ回路を搭載しているため、動画再生もなめらか。中間階調域の応答速度を高速化し、残像感を大幅に低減させる。動きの速いシーンにおける白飛びや黒潰れを抑え、明るくくっきりとした映像を再現できる。
表現力豊かで、見やすく目に優しい『S1934-T』を、ぜひおすすめいただきたい。
型番 | S1934-TGY(チルトスタンドあり、セレーングレイ) S1934-TBK(チルトスタンドあり、ブラック) |
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パネル |
【種類】 IPS(アンチグレア) 【バックライト】 LED 【サイズ】 48.0cm(19)型 【推奨解像度】 1,280×1,024(アスペクト比5:4) 【表示領域(横×縦)】 374.8×299.8mm 【画素ピッチ】 0.293×0.293mm 【表示階調】 256階調 【表示色】 約1,677万色:8bit対応(約10億6,344万色中/10bit-LUT) 【視野角(水平/垂直、標準値)】 178°/178° 【輝度(標準値)】 250cd/m² 【コントラスト比(標準値)】 1,000/1 【応答速度(標準値)】 14ms(中間階調域) |
映像信号 |
【入力端子】 DVI-D 24ピン×1(HDCP対応 ※1)、DisplayPort×1 ※2(HDCP対応 ※1)、D-Sub 15ピン(ミニ)×1 【デジタル走査周波数(水平/垂直)】 31~64kHz/59~61Hz 【アナログ走査周波数(水平/垂直)】 31~64kHz/55~61Hz 【同期信号】 セパレート |
音声 |
【スピーカー】 0.5W+0.5W 【入力端子】 ステレオミニジャック×1 【出力端子】 ヘッドホン端子×1 【サウンド調整】 音量、音源(DisplayPortのみ) |
電源 |
【電源入力】 AC100~240V±10%、50/60Hz 【最大消費電力】 21W 【標準消費電力】 9W 【節電時消費電力】 0.5W以下 【待機時消費電力】 0.5W以下 【省電力設定】 DVI DMPM、VESA DPM |
主な機能 |
【表示機能】 カラーモード(Paper、sRGB、User1、User2) 【Auto EcoView】 有 |
外形寸法(W×D×H・横表示・スタンドあり) | 405×205×414mm |
質量 | 約4.6kg |
保証期間 | お買い上げの日から5年間 ※3 |
※1 AV機器との接続はサポートしておりません。
※2 対応ビデオカードの互換性情報については、メーカーサイトでご確認ください。
※3 使用時間30,000時間以内に限ります。詳細は「製品保証について」をご覧ください。
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