大画面液晶ディスプレイをタッチパネルにできる
アイ・オー・データ機器 てれたっち(DA-TOUCH)

会議室や応接室、ロビーなどに大型の液晶ディスプレイなどを設置している例は少なくない。その一方で、タブレット端末をはじめとして採用されているタッチ操作が、大画面でも一般的になっている。大型のディスプレイもタッチ操作が可能になれば、電子黒板やインフォメーション、プロモーションなど、新たなシーンで活用できるようになるだろう。そこで、追加投資のコストを抑えつつ、既存のIT資産の有効活用を提案できるタッチモジュールの導入を提案していただきたい。

      
取り付け作業には工具は不要。46型から80型までのパネルに対応
長さを調節できるので、46型から80型までのパネルサイズに1つの製品で対応。取り付け・取り外しも簡単に行うことができる。
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アイ・オー・データ機器の『てれたっち(DA-TOUCH)』は液晶ディスプレイや大画面テレビにタッチ機能を付与できる外付けタッチモジュールだ。タッチパネルを搭載していない大型ディスプレイの上部に同製品を取り付けるだけで、タッチパネルとして利用することが可能になる。取り付け作業は手でネジを締めるだけなので、特別な工具は必要ない。ユニークなのは長さを調節できるので、46型から80型までのパネルサイズに1つの製品で対応している点だ。簡単に取り付け・取り外しができるので、必要なときに必要なディスプレイに取り付けて使用する、といった使い方も可能だ。注意していただきたいのは、ディスプレイ上部がフラットになっているタイプでなければ設置できない点だ。

同製品には、タッチ操作のための専用ペンが付属。光学式センサーによって、2点マルチタッチ操作を実現している。電池も不要のため途中で使えなくなるという心配もなく、机の上に置いても転がってしまわないように、持ち手部分は丸みを帯びた三角形の構造を採用するなど、細かな配慮がなされている。

専用ソフトとスティック型PCで、幅広いシーンでの活用が可能に

同製品は、ディスプレイに設置した後、PCとUSBケーブルで接続し、簡単な設定を行えば使用可能に。PCからのUSBバスパワーで動作するので、別途電源を用意する必要はない。接続するPCにスティックタイプのものを選択すれば、PCを設置するスペースさえも不要になる。ロビーや受付などで使用する場合などに提案していただきたい使用方法だ。また、同製品には専用アプリ「白板ソフトプロ for てれたっち」付きモデルが提供されている。電子黒板やホワイトボードのように手書きの文字を画面上に書き込むことができ、書き込んだ内容をキャプチャー保存することも可能になる。会議の議事録や、授業の板書保存も効率よく行える。

『てれたっち(DA-TOUCH)』によってIT資産に新たな価値を付与し、いっそうの有効活用を提案していただきたい。

主な仕様
型番 DA-TOUCH
DA-TOUCH/WB(「白板ソフトプロ for てれたっち」添付モデル)
対応OS Windows 10/Windows 8.1/Windows 8/Windows 7
使用温度条件 0℃~40℃
使用湿度条件 20%~80%(結露なきこと)
電源 USBバスパワー(DC5V/500mA)
各種取得規格・法規制 VCCI Class B、RoHS指令準拠
取り付け可能なテレビまたは液晶ディスプレイの外形寸法 幅:1,030~1,880mm(46~80インチ)
厚み/天面:15mm以上/天面は平面かつ水平であること
ベゼル/フレーム:10mm以上
外形寸法(W×D×H) 1,099~1,945×45×85mm
本体質量 約1.5kg
保証期間 1年間

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