写真は『CG2730』。27型で解像度2,560×1,440のカラーマネジメント液晶モニター。Adobe RGBを99%カバーし、Japan ColorやJMPAカラーもサポート。

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EIZOのクリエイティブワーク向けディスプレイ『ColorEdge（カラーエッジ） CG2730（以下、CG2730）』と『ColorEdge CS2730（以下、CS2730）』は、27型で解像度2,560×1,440のカラーマネジメント液晶モニターだ。両機ともAdobe RGBを99%カバーし、Japan ColorやJMPAカラーもサポート。制作しながら仕上がり時の色味を忠実に再現してくれる。

筐体上部に小型化されたキャリブレーションを内蔵している『CG2730』は、プロフェッショナルモデルと位置づけられている。センサーと付属する専用ソフト「ColorNavigator 6」を用いることで、手間をかけることなく用途に応じたキャリブレーションが可能に。さらに、1,500：1の高コントラスト比により、引き締まった黒を再現できるので、より正確な階調表現が可能だ。電源投入から安定表示までの時間はわずか3分、ワンタッチで取り付けられる遮光フードも付属されているなど、日々の業務を効率化できる工夫も取り入れられている。

一方の『CS2730』は、写真のプリントにこだわりたいユーザー向けのスタンダードモデルだ。色合わせには同梱されている専用ソフトウェア「Quick Color Match」を使用。プリンターの機種と印刷用紙を選択するだけで、表示結果と印刷結果が一致するように自動的に調整される。複雑な設定も必要なく、すぐに写真印刷が可能だ。さらに追加でキャリブレーションセンサーを購入し、『GS2730』と同じキャリブレーションを行うこともでき、ステップアップしたいユーザーにも喜ばれるだろう。

両モデルとも、同社従来モデルと比較して、下部のベゼル幅は46％スリム化され、本体の厚さも30％のスリム化、本体質量は30％も軽量化を実現している。同製品の導入による快適な作業空間の実現で、生産性の向上を訴求していただきたい。