4K UHDと10点タッチに対応した55型ワイドパネル
タッチパネル・システムズ 5551L

従来はATMや発券機など、限られた場所でのみ使用されていたUIとしてのタッチパネルが、さまざまな場所で日常的に使用されるようになってきた。インタラクティブなタッチパネルは、単なる情報提供ツールではなく、ユーザーが求めている情報を容易に引き出せるので、プロモーションツールとしても有効に活用できる。高精細、大画面であれば、複数のユーザーが同時に操作するといった使い方も可能になる。

3,480×2,160画素の4K UHDに対応。大画面と高精細で訴求力を向上
4K UHD対応の55型ワイドタッチパネル。縦表示・横表示に対応し、壁掛けも可能と、設置の自由度が高い。
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タッチパネル・システムズの『5551L』は、4K UHDに対応したタッチパネルだ。パネルサイズは55型ワイドなので、3,480×2,160画素の4K UHD映像を、大画面で再現することができる。大画面の迫力と、高精細画像の美しさは、人の目をひきつけ、告知やプロモーションの訴求力を向上させることに一役買う。入力端子は、HDMIとDisplayPortの2つが用意されている。

5Wのスピーカーが4基内蔵されており、画像と音声を組み合わせたプレゼンテーションにも適している。展示会などでの商品説明や研究内容の発表などで活用すれば、訪れた人の印象に強く残る説明や発表ができるだろう。デジタルサイネージ用途を想定した製品だが、プレゼンテーションツールとしても提案していただきたい製品だ。

10点同時タッチと縦横両方向で設置、多彩なシーンでの活用を可能に

『5551L』の本体サイズは幅1,267mm、奥行き87mm、高さ737mmで、設置方向は横置きと縦置きの両方に対応している。薄型なので、待合室やロビーの壁に追設する場合でもじゃまになることはない。縦置きに対応していることでスペースを有効活用できる点も、追設ユーザーには嬉しい点だ。また、同製品はタッチシステムに赤外線走査方式を採用することで、最大10点の同時タッチを実現している。大画面を活かした、複数ユーザーの同時操作を想定した使い方も可能だ。公共施設や観光地のインフォメーションなどのほか、博物館などでの展示の説明やアトラクションなどへの適用も可能だ。

玄関ホールに設置して、通常はインタラクティブなプロモーション映像を再生し、来客の操作によって、訪問部署に連絡したり、道順を表示させたりといった使い方も見られるようになっている。大画面・高精細・タッチ機能を活かした活用方法を提案していただきたい。

主な仕様
製品名 ET5551L-9UWA-0-MT-GY-G
電源 AC100~240V、50/60Hz
消費電力(モニター単体) 157W(最大)
規格 VCCIクラスA
FCCクラスA
UL60950-1
c-UL/CSA C22.2 No.60950-1
IC
CE
RoHS
WEEE
C-tick(RCM)
IEC60950-1
タッチパネル方式 赤外線走査方式
タッチ点数 最大10点
画面サイズ 54.6型
アスペクト比 16:9
液晶表示(駆動)方式 TFTアクティブマトリックス方式
最大解像度 3,840×2,160
表示エリア(H×V) 1,209.6×680.4mm(54.6型)
輝度 405cd/㎡(タッチパネル装着時の標準値)
映像入力 HDMI
Display Port
コントラスト比 4,000:1(標準値)
視野角 上下左右各89°(コントラスト比10以上での標準値)
標準付属品※ ACケーブル(3ピン、長さ1.8m、IEC60320-1 C13コネクター、PSE、黒)
3P-2Pアダプター(PSE)
HDMIケーブル(1.8m)
DisplayPortケーブル(1.8m)
USBケーブル(タイプBプラグ-タイプAプラグ、長さ1.8m)
RS232C(ケーブル長さ1.8m)
オーディオケーブル(1.8m)
注意書き(日本語)
クイックインストールガイド(英語)
外形寸法(W×D×H) 1,267×87×737mm
重量 約45kg
保証 3年間

※ リモートOSDスイッチ(E483757、ケーブル長さ約1.5m)は本体に取り付けられて出荷されます。

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