映像・音声を伝送できる文教向け無線LANアクセスポイント。マウス、キーボード、タッチパネル信号を無線化し、インタラクティブな授業を実現する。

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『SX-ND-4370WAN』は、ICT教室向けの無線LANアクセスポイントだ。授業で用いるタブレット端末の映像や音声を無線で受信し、接続したモニターやプロジェクター、電子黒板にHDMI経由で表示できる。同時にタッチパネルやキーボード、マウスの入力信号も伝送されるので、インタラクティブな授業を実現可能だ。例えば同製品のUSBポートに電子黒板やプロジェクターのタッチ信号出力インターフェイスを接続すると、タブレットと大画面のタッチ操作が無線接続で同期される。机間巡回をしながらタブレットのカメラ機能で生徒のノートを投影するといった使い方ができる。

投影支援ソフト「SX Virtual Link Display for Education」も無料で用意されている。教師用端末の画面をモニターに投影したり、生徒側の端末画面をすべて教師側に一覧表示することができる。任意の画面をモニターに映して比較したり、ペンツールで指摘を書き込んだりと、多彩な操作も可能だ。一時的に生徒側の画面操作を停止させ、教師側の画面に注目させる機能もあり、授業をフレキシブルに行える。

同製品は、同社から販売されている校内デジタルAV放送システム『MV-500』と併用することで、さらなる有効活用を可能にしている。『MV-500』は動画や音声を校内LANで最大1,000台の受信機に一斉配信することができ、放送室などに設置すれば、リアルタイム放送局として活用可能だ。事前に放送プログラムを組んで各クラスに配信しておくことで、設定した時間に学年別やクラス別に番組を自動再生することもできる。CEC規格対応の電子黒板や地上デジタルテレビの電源管理も可能と、校内の放送システムを一括で制御することが可能だ。『SX-ND-4370WAN』と連携設置することで、HDMIやLANケーブルを極小化できる。

高度なICT教育を実現するために、サイレックス・テクノロジー製品をぜひご活用いただきたい。