人が近づくと自動で音声を再生する音声POP
グリーンハウス GH-EPVB-WH

人間が受け取る情報は、視覚からが約80%、聴覚からが約10%、触覚・嗅覚・味覚を合わせて約10%といわれている。視覚が関心のあるものに注意を向けているときに、視覚ではなく聴覚(音声)によって注意を喚起することは、プロモーションとしても有効な手法の一つだ。人が近づいたときだけ音声を再生することで、周囲にいる人にとっても耳障りになりにくいうえ、電気代のムダも削減できる。

人感センサーによって自動で音声を再生。デジタルデータなので音声の劣化もない
店頭での販促に最適な、人感センサー搭載の音声POP。アナウンス音声を直接本体に録音して再生できるほか、SDカード内の音声ファイルも再生可能。
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グリーンハウスの『GH-EPVB-WH』は、人感センサーを搭載した自動音声再生装置だ。同社が「音声POP」とうたっているように、来店者が商品に近づいたときだけ、音声によるプロモーションを行う。人感センサーは最大で約3.5m、検知角は約90°、本体の前面を検知する。近づいた人だけにピンポイントで音声案内できるので、確度の高いプロモーションが可能だ。

再生する音声は筐体背面のマイクから直接録音することができ、本体の内蔵メモリーに最大で約60秒まで保存できる。音声データはデジタル保存されるので、繰り返し再生しても劣化せず、テープやCDで起こる音飛びの心配もない。また、使用する場所の状況に応じて、再生する音声の内容を簡単に変更できるので、小売店のタイムセールや飲食店の日替わりランチメニューなど、アナウンスの更新頻度が高い場合でも面倒と感じることなく活用できるだろう。より長時間のメッセージを再生したい場合には、SD/SDHCメモリーカード(別売り)にMP3やWMA形式で保存した音声データを再生することも可能だ。

セキュリティスロットとネジ付きカバーが、アクシデントを未然に防ぐ

『GH-EPVB-WH』には、本体にセキュリティスロットが装備されている。これにセキュリティワイヤーを接続することで、盗難を防止することができる。店頭での販促用だけでなく、工事現場での注意喚起のアナウンスや、公共施設・イベント会場での音声案内など、関係者が常駐できない場所でも安心して使用することができる。また、本体カバーにはネジ止め式を採用しているので、メモリーカードの盗難や、ACアダプターの抜け落ちなどを防止できる。

人感センサーを搭載した自動音声POPは、アイデア次第でさまざまなシーンに活用できる。ユーザーのニーズに合わせて提案していただきたい。

主な仕様
型番 GH-EPVB-WH
電源(ACアダプター) AC100V 50/60Hz
消費電力 最大10W
スピーカー 3W
対応メモリーカード SDメモリーカード(2GB)、SDHCメモリーカード(4~32GB)
再生可能音声ファイル MP3:32~320kbps、WMA:48~192kbps※
音声録音機能 録音時間60秒
搭載端子 SDカードスロット、マイク入力端子
内蔵マイク コンデンサーマイク
人感センサー 有効距離:最大3.5m、反応角度:最大約90°
動作温度範囲 0~40℃
動作湿度範囲 5~85%(結露なきこと)
外形寸法(W×D×H) 190×45×65mm
重量 約200g(本体のみ)
保証期間 1年間

※ 著作権保護(DRM)には対応していません。

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