写真は『PTFBLS-27W』。自由に角度を変えられる、マルチアングルスタンド採用のワイド液晶ディスプレイ。ブルーライトリデューサー機能でブルーライトを低減できる。

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『PTFBLS-24W』（23.8インチモデル）と『PTFBLS-27W』（27インチモデル）は、広視野角のパネルを採用した液晶ディスプレイ。水平・垂直方向ともに178度と視野角が広いため、見る位置による色味やコントラストの変化が少なく、正確な色再現を実現している。

大きな特長は、柔軟な角度調整ができるマルチアングルスタンド。高さは無段階で130mmまで、前後は-5度から20度まで、左右は320度まで調整可能。ユーザーに合わせて、最適な位置にセッティングできる。ベゼル幅が最薄部で約8.2mm（『PTFBLS-24W』。『PTFBLS-27W』は約10.85mm）とスマートなこともあり、オフィスにもすっきりと設置できる。乱雑になりがちなケーブルをまとめられるケーブルガイドもあり、周囲のスペースを整理しやすい点もメリットだ。また、画面を90度回転し、縦画面で使用することも可能。文書やブラウザーを快適に閲覧できるほか、デザイン系業務にも有用だ。

同製品はHDMI、DVI-D、D-subといった入力端子を備え、PC以外の機器も接続可能。ステレオスピーカーもあり、レコーダーなどAV機器のモニターとしても利用できる。ソースのアスペクト比を固定する機能もあり、4：3の古いソースも正確に表示可能。中間色を6msにするオーバードライブや、最大50万：1の高コントラストを実現するDCRなど、画質面の機能も充実している。

そのほか、疲れ目の原因とされる青色光を軽減する「ブルーライトリデューサー機能」も搭載。最大で約50％まで、3段階で青味を低減できるため、作業内容に応じて調整できる。マルチアングルスタンドによる角度調整で姿勢を正せば、ユーザーの健康状態の改善も見込める。確固たる基本性能と柔軟性を兼ね備えたディスプレイとして、同製品をぜひおすすめいただきたい。