取り付けるだけ電子ホワイトボードを実現
アイ・オー・データ機器 てれたっち(DA-TOUCH-P)

授業や講演、セミナーなどでプロジェクターを使用する場合、単に説明資料を表示するだけでは聴衆の心に残るプレゼンテーションにはならない。レーザーポインターを使うだけでなく、直接画面にタッチしたり、ときには表示されている画面に書き込みを行うことで、より訴求力のあるプレゼンテーションが実現できる。授業などで、問題の解法を講師が書き込みながら解説すれば、受講生の理解度を深めることもできる。

ホワイトボードなどにタッチ機能を付与。マグネット式なので簡単に取り付け
プロジェクターで投映したPC映像を、タッチで操作できるようになるマグネット式の取り付けユニット。ホワイトボードに設置して、電子ホワイトボードとして活用できる。
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アイ・オー・データ機器の『てれたっち(DA-TOUCH-P)』は、ホワイトボードなどに取り付けることで、タッチ機能を実現する取り付け型タッチ化ユニットだ。対応する画面は横幅930〜1,780mm(42〜80型相当)で、マグネットが設置できればホワイトボード、黒板、壁など取り付け場所を選ばずに使用できる。本体とPCをUSBケーブルで接続し、画面に従って専用ペンでタッチしていけば、セットアップもすぐに完了。専用ペンは電源不要、本体はPCからのUSB給電なので、電源を用意したり、ACアダプターを持ち歩く必要がないのは嬉しい点だ。

同製品はプロジェクター用に特化した製品となっており、ホワイトボード上に投映したPCの画面を、直接タッチして操作することが可能だ。PCに専用の設定ソフトをインストールするだけで、コストを抑えながら電子ホワイトボードとして活用することができる。レーザーポインターのスライド機能を使用する方法もあるが、画面に直接タッチしながら操作することができれば、ブラウザー上でのリンクの選択や、ファイルの表示など、細かい操作も手元でしやすくスマートなプレゼンの一助になる。

専用ペンを使ってマルチタッチを実現。画面への書き込みや保存も可能

『てれたっち(DA-TOUCH-P)』は、本体に組み込まれた光学式センサーと専用ペンを使うことで、2点マルチタッチを可能にしている。講師と受講生が同時に一つの画面を操作できるので、インタラクティブな授業が可能だ。また、別売りの電子黒板アプリ「白板ソフトプロforてれたっち」を導入すれば、さらに便利に使うことができる。例えば、書き込んだ情報が静止画や動画として保存できるので、議事録を作成するためのメモを最低限に抑え、議論に集中できる環境を実現することが可能だ。講義での板書を保存すれば、講義ノートとして再利用できるほか、受講生に配布すれば授業の満足度も高まるだろう。

手軽に導入できる電子ホワイトボードツールとして、ぜひお客様へご提案いただきたい。

主な仕様
DA-TOUCH-P DA-TOUCH-P/WB
(白板ソフトプロ forてれたっち添付モデル)
対応OS Windows 10/Windows 8.1/Windows 8/Windows 7
タッチパネル仕様 【対象投映サイズ】
横幅:930~1,780mm(42~80型TV相当)

【対象取り付け場所】
磁石がつくホワイトボード、または平らな壁
タッチ方式 光学式
タッチ入力方法 専用タッチペン
マルチタッチ 2点対応※
使用温度条件 0~40℃
使用湿度条件 20~80%(結露なきこと)
電源 USBバスパワー(DC5V/500mA)
外形寸法(W×D×H) 1,093~1,943×39×57mm
本体質量 約980g
保証期間 1年間

※ 仕様上、センサー付近などエリアによっては、2点同時の描画が正常に動作しない場合があります。

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