一覧性の高い大画面を使うことで生産性が向上するという点に異論を唱える人は少ないだろう。多くの資料を参照したり、複数のソフトを併用する場合に、大きな画面であればスムーズに作業できる。デザインや設計などの業務においては、全体を俯瞰することでミスを防ぎ、新たなアイデアを生み出すことにつながる場合もあるだろう。日常的に取り扱う最大サイズといってよいA3サイズを原寸表示できる、ディスプレイの導入を提案していただきたい。
iiyamaの『ProLite XUB2495WSU』は24.1型の液晶ディスプレイだ。アスペクト比は16:10で、解像度がWUXGA(1,920×1,200)の画面には、A3サイズを原寸で表示できる。一覧性の向上によって、表計算からデザインや設計まで、さまざまな業務で生産性向上が期待できる。
また、多彩な画質調整マトリックスが用意され、「i-Style Color」機能により最適なカラーモードが選択できるので、業務に合わせた画面環境を構築することが可能だ。本体に電源やスピーカーを内蔵したスリムなデザインなので、デスク上もすっきりさせることができる。
『ProLite XUB2495WSU』にはユーザーの負担を軽減するさまざまな機能が搭載されている。多機能スタンドは、最大130mmの高さ調整、最大27°のチルト調節に加え、90°のスウィーベル機能、90°回転できるピボット機能に対応している。日常の業務での使用に加え、会議や商談などの説明で使用する際にも、見やすい位置に調整することができる。
また、色と明るさの変化やにじみが少ないIPS方式のパネルを採用し、ブルーライト低減機能とちらつきを低減させるフリッカーフリーLEDバックライト技術を搭載することで、ユーザーの眼への負担を軽減している。
さらに、上左右に段差のないウルトラスリムベゼルを採用しているので、オフィスなどでも一般的になりつつある複数ディスプレイで作業する場合にも、ユーザーの視線移動のストレスを低減することができる。もちろん、プロモーションなどで複数ディスプレイを使用する場合にも、訴求力の高い画面を実現できる。
また、同製品には標準で、それぞれ1.8mのDisplayPortケーブル、HDMIケーブル、D-SUBミニ15ピンケーブルが同梱されている。導入の際に接続ケーブルがないといった事態が避けられる点は、管理担当者には嬉しい点だろう。
製品名 | ProLite XUB2495WSU |
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液晶パネル※1 | LCDパネル種類:IPS方式 ノングレア液晶 駆動方式:a-Si TFT アクティブマトリックス サイズ:対角61.13cm(24.1型) 16:10 最大表示範囲:水平518.4×垂直324mm 画素ピッチ:0.27mm 視野角:左右各89°、上下各89°(標準) 応答速度:5ms(GtoG※2) 輝度:300cd/㎡(標準) コントラスト比:1,000:1(標準) 5,000,000:1(ACR機能時※3) 最大表示色:約1,677万色 |
表示可能解像度※4 | 1,920×1,200(最大) 2.3MegaPixels |
信号入力コネクター | アナログ:D-SUBミニ15ピンコネクター×1 デジタル:DisplayPortコネクター×1/HDMIコネクター×1 |
入力信号 | 【同期】 セパレート同期:TTL、正極性/負極性 【映像】 アナログ:0.7Vp-p(標準)、75Ω、正極性 デジタル:DisplayPort/HDMI |
USBハブ | USB 2.0 1Up stream:シリーズB/4Down stream:シリーズA |
入力電源 | AC100~240V 50/60Hz |
消費電力 | 標準:23W(最大29W) パワーマネージメントモード時※5:0.5W(最大) |
外形寸法(W×D×H) | 532×230×397~527mm |
本体質量(スピーカー、スタンド含む) | 5.88kg |
保証期間 | 3年間※6 |
※1 TFT液晶画面は非常に精密度の高い技術で作られていますが、ごくわずかの画素欠けや常時点灯する画素がある場合があります。また、見る角度によってすじ状の色むらや明るさのむらが見える場合があります。これは液晶ディスプレイの構造によるもので、故障ではありません。
※2 オーバードライブの設定を+2とした時。
※3 ARC機能(Advanced Contrast Ratio)
※4 表示可能な最大解像度以外の低い解像度では、画面拡大処理をしておりますので、表示される文字がぼやけたり線が部分的に太くなります。
※5 USB/オーディオ機器未接続時。
※6 LEDパネル、バックライト含む。保証内容の詳細はメーカーサイトをご確認ください。