人感センサーを搭載した23.8型フレームレスモニター
EIZO EV2450-Z

タブレット端末やスマートフォンが普及したとはいえ、オフィスや授業などでPCを使用する際には、適切なサイズのモニター利用が不可欠だ。現在、モニターに接続するPCには、DisplayPort、HDMI、DVI-D、D-Subなど、さまざまな接続端子が組み合わされて搭載されている。モニターを導入する際にはこれらの接続端子の規格を確認しておく必要があり、同時に接続ケーブルを用意する必要もある。

オフィス・文教に向けたモデル。ブラックとホワイトの2色をラインアップ
ブルーライトを68%も削減するうえ、人の目で感知できる画面のちらつきは完全カット。わずか1mmのフレームが目にやさしい画像を全面に映し出す
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EIZOの『EV2450-Z』は、23.8型の液晶モニターだ。同社のワイド液晶モニターの主力モデルである『EV2450』の後継モデルである同製品は、現在主流のPCに搭載されている映像出力端子との接続性向上のため、付属の映像信号ケーブルがDisplayPortケーブルとHDMIケーブルに変更されている。

モニターを導入する際には接続ケーブルも合わせて発注する必要があるが、用途に合わせた映像信号ケーブルが同梱されている同製品であれば、導入の手間を省くことができる。

また、従来より好評のフレームレスデザインを踏襲。スタイリッシュなデザインへと進化すると共に、省スペース化を実現している。『EV2450-Z』は23.8型でありながら、同社の21.5型モニターと比較しても横幅に大きな差はなく、狭いスペースでも設置することが可能だ。

人感センサーの搭載など、基本性能は従来モデルを踏襲

『EV2450-Z』の基本性能は同シリーズの従来モデル『EV2450』を引き継いでいる。23.8型の液晶はフルHD(1,920×1,080)対応で、作業しやすいワイド画面が採用されている。ベゼル幅が1mmのフレームレス設計を採用しているので、複数のモニターを組み合わせて使用するマルチ構成でも画面の継ぎ目が目立たず、ストレスの少ない視線移動が可能だ。また、ブルーライトを約68%削減する機能と画面のちらつきを削減するフリッカーフリー機能に加え、人感センサーによる省エネルギー機能が搭載されている。

管理者に対する配慮もチェックしておきたい。無償ソフトウェア「Screen InStyle Server」を利用すれば、モニター情報に加え、PC、OS、IPアドレスなどの情報を取得することが可能だ。同ソフトを利用することで情報資産の管理業務の効率化が期待できる。

さらに、筐体カラーにはブラックとホワイトが用意されているが、ケーブルも筐体カラーと同色のものが同梱されているので、オフィスや教室の雰囲気に合わせて使い分けることができる。ユーザーと環境にだけでなく管理者にも優しい同製品を、それぞれの活用シーン合わせて提案していただきたい。

主な仕様
製品名 EV2450-ZBK:スタンドあり、ブラック
EV2450-ZWT:スタンドあり、ホワイト
EV2450-ZFBK:スタンドなし、ブラック、受注生産
EV2450-ZFWT:スタンドなし、ホワイト、受注生産
パネル種類 IPS(アンチグレア)
解像度 1,920×1,080
アスペクト比 16:9
パネルサイズ 60 cm(23.8)型
視野角 178°/178°(水平/垂直、標準値)
輝度 250 cd/m2
コントラスト比 1,000:1
入力端子 DisplayPort(HDCP 1.3)、HDMI(HDCP 1.4)、DVI-D(HDCP 1.4)、D-Sub 15ピン(ミニ)
消費電力 44 W(最大)、11W(標準)
外形寸法(W×D×H) 537.6×368※1~473.5×233 mm(横表示)
質量 約6.2kg
保証期間 お買い上げの日から5年間※2
無輝点保証はお買い上げの日から6か月間

※1 スタンドがモニター上部よりも高くなります。

※2 使用時間30,000時間以内に限ります。詳細はメーカーサイトをご覧ください。

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