オフィスでさまざまな業務を行うほか、受付や店頭などで、インフォメーションツールとしても活用される液晶ディスプレイだからこそ、画質や色再現性、省電力性能にはこだわりたいものだ。また、オフィスで使用するのであれば、リプレースだけでなく、買い足しによるマルチモニター化もおすすめしていただきたい。業務効率の向上や働き方改革などに、マルチモニターが有効であることは疑いないだろう。
iiyamaの『ProLite XUB2390HS-4』はAH-IPSパネルを採用した23型ワイド液晶ディスプレイだ。従来のIPSパネルと比較して、AH-IPSパネルは光の透過率が高いため色再現性に優れているという特長も持つ。そのため、消費電力を抑えながら、高画質の画像を再現することが可能だ。
同製品にはAH-IPSパネルの高い色再現性を生かすさまざまな色調整機能が搭載されている。i-Style Color機能を利用すれば、テキストモードやムービーモードなど、用途に最適なカラーモードをかんたんに選択できる。さらに、「ウォーム」や「クール」などの色温度設定があらかじめ用意されているので、画面の色調整に手間がかからない。もちろんカスタム調整も可能なので、用途に応じた調整が可能だ。また、パネルは非光沢のノングレアパネルなので、外光の映り込みがなく、表示の見やすさを実現している。
『ProLite XUB2390HS-4』には、スクエア形状の新型多機能スタンドが採用されている。それにより、従来では幅250mm、奥行き230mmが必要だった設置スペースが、幅240mm、奥行き210mmにまで省スペース化された。ネジ止め箇所も3箇所から1箇所に削減されているので、取り付け時の手間と時間が低減できる。
また、同製品はベゼルと非表示部分が12mmの、狭額縁パネルを採用。マルチモニターとして使用する際にも、画面のつなぎ目が気になりにくい。さらに新型スタンドは、最大130mmの高さ調節と、最大24度のチルト調節が可能なため、見やすい高さと角度に調節することが可能。画面を90度回転させるピボット機能にも対応しているので、用途に合わせたマルチモニターが可能だ。新型スタンドにより、コンパクトに設置できる同製品をきっかけにして、ビジネスやプロモーションツールとしてのマルチモニター導入を、ぜひ提案していただきたい。
製品名 | ProLite XUB2390HS-4 |
---|---|
パネル種類 | AH-IPS ノングレア液晶 |
解像度※1 | 1,920×1,080(最大) 2.1MegaPixels |
コントラスト比 | 1,000:1(標準) 5,000,000:1(ACR機能時※2) |
パネルサイズ | 対角:58.4cm (23型) 16:9 |
視野角 | 左右各89° 上下各89°(標準) |
輝度 | 250cd/㎡(標準) |
信号入力コネクター | 【アナログ】 D-SUBミニ15ピンコネクター 【デジタル】 DVI-D24ピンコネクター(HDCP機能付) HDMIコネクター×1 |
消費電力 | 【標準】 24W(最大52W) 【パワーマネージメントモード時】 0.5W(最大)※3 |
外形寸法(W×D×H) | 532.5×210.0×377.5~507.5mm |
重量 | 5.3kg(スタンド含まず 3.3kg) |
保証期間 | 3年間保証※4 |
※1 表示可能な最大解像度以外の低い解像度では、画面拡大処理をしておりますので、表示される文字がぼやけたり線が部分的に太くなります。
※2 Adv. Contrast機能(Advanced Contrast Ratio)
※3 オーディオ機器未接続時
※4 LCDパネル、バックライト含む。保証内容の詳細はメーカーサイトをご確認ください。