液晶ディスプレイは、業務でノートPCをメインに使う場合でも、サブディスプレイとして利用できて便利な製品だ。出先でメモした情報をオフィスに持ち帰り、2画面で効率良く整理するといった扱い方もできる。メイン端末がMicrosoft Surfaceの場合には、EIZOのSurface専用仕様モニター『EV2785-SFBK』が最適。基本性能の高さもさることながら、Microsoft Surfaceとの接続に必要な、Mini DisplayPort用のケーブルが同梱されていてすぐに使える。
『EV2785-SFBK』は、表示解像度が4K(3,840×2,160)の高精細液晶パネルを、同社で初めて採用した液晶ディスプレイ。表示できる情報量や密度が従来のフルHDより圧倒的に多く、文字や画像をシャープに表示できる。モニターのフレーム幅がわずか1mmのフレームレス・フルフラットデザインを採用しており、大型ながらも圧迫感がないため、机上を広々と使える点も魅力的だ。
USB Type-CとDisplayPortを各1系統、4K/60pおよびHDCP2.2に対応したHDMIを2系統備える、入出力端子の豊富さも魅力の一つ。スタンドのケーブルホルダーで配線をすっきりまとめられ、PCとあわせてスマートに設置可能だ。特にUSB Type-Cの場合、ノートPCへの給電もできるので、最小限の配線でデュアルディスプレイ環境を実現できる。端末がMicrosoftのSurface ProやSurface Laptopの場合、Type-C端子が非搭載なのでMini DisplayPortが必要となるところだが、『EV2785-SFBK』にはMini DisplayPort to DisplayPortケーブルが同梱されており、すぐに接続して使用できる(代わりに、他モデルに入っている通常のDisplayPortケーブルは含まれない)。
Surface Pro 6、Surface Laptop2、Surface Book2 と『EV2785-SFBK』は映像表示、音声再生、USBハブなどの動作を検証し、検証結果を公開している。互換性検証済のため、安心して導入することができる。
環境光を感知して自動で調光するなど、快適な視聴を実現する機能も豊富。目への負担にも配慮されており、あたかも紙のような絵作りができる「Paperモード」を搭載。輝度、コントラスト比を抑えて暖色系の色味に整えることで、体調不良の原因になるとされるブルーライトを低減してくれる。自動調光機能と併用すれば、約80%カットすることが可能だ。
高さ177.9mm、スウィーベル344度、前方5度後方35度のチルトが可能と、適切な視聴位置へ無段階に調整できる設計も魅力的。書類の閲覧に便利なピボットにも対応している。「EV2785-SF」は基本的に汎用的かつ高性能な製品だが、Surfaceユーザーには特にこのモデルをおすすめいただきたい。
製品名 | EV2785-SFBK |
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パネル種類 | IPS (アンチグレア) |
解像度 | 3,840×2,160 |
アスペクト比 | 16:9 |
パネルサイズ | 68.5 cm(27.0)型 |
視野角(水平/垂直、標準値) | 178°/178° |
輝度(標準値) | 350cd/m2 |
コントラスト比(標準値) | 1300:1 |
入力端子 | USB Type-C (DisplayPort Alt Mode, HDCP 1.3) DisplayPort (HDCP 1.3) HDMI (HDCP 2.2/1.4)×2 |
消費電力 | 標準時:31W 最大時:163W 節電時:0.5W以下 待機時:0.5W以下 |
外形寸法(W×D×H) | 611.4×367.3〜545.2×230mm(横表示) |
質量 | 約8.2 kg |
保証期間 | お買い上げの日から5年間※1 無輝点保証はお買い上げの日から6か月間 |
※1 使用時間30000時間以内に限ります。詳細はメーカーサイトの製品保証についてをご覧ください。