4K対応ディスプレイは、高画質の映像再生にはもちろんビジネス用途においても、デスクトップを広くとれる分作業効率の向上が見込める。ただし高精細ゆえ文字表示が一般的なディスプレイよりも小さくなるため、画面サイズは30インチクラスが望ましい。iiyamaの『 ProLite XB3288UHSU』は、31.5型のワイド液晶ディスプレイ。HDR10にも対応しており、サイネージ用途にも適している。
『ProLite XB3288UHSU』は、4K2K解像度(3,840×2,160ピクセル)対応の31.5型ワイド液晶ディスプレイだ。輝度300cd/m²を実現するホワイトLEDバックライトを搭載したパネルはノングレアのVAで、視野角は上下左右各89度、コントラスト比は標準で3000:1、ACR機能時には8000万:1。応答速度も3msと速く、滑らかで鮮明な表現を可能としている。また、映像の明暗表現を広げ、輝度や色彩を豊かに表現できる「HDR10」(High Dynamic Range 10)に対応。HDR対応の配信映像やUHD Blu-rayなどを高い再現性で表示できる。
解像度の高さは、ビジネス用途でも有用だ。デスクトップをフルHDの4倍の広さでとれるため、マルチタスクを効率良くこなせるうえ、画像も高精細で表示可能。複数の資料を閲覧しながら書類をまとめたり、ツール類を多数表示しながらデザインを作成したり、プリントのプレビューを細部までチェックしたりと、作業を効率化できる。また、Picture By PictureとPicture In Pictureの、別々の入力信号を画面分割やワイプで同時に表示できる機能も搭載。レコーダーの映像をチェックしつつ、資料を作成するといった使い方ができる。
スマートなデザインもメリットの一つだ。新たにデザインされたスクエア形状のスタンドベースは幅300mm、奥行き230mmとコンパクトで省スペース設置が可能。スタンドネックには背面のケーブル類をすっきりとまとめられるケーブルホールがあり、デスク上を効率的に活用できる。
さらにスタンドの可動域が広く、昇降幅120mm、チルトは前方3度・後方22度、スウィーベルは90度と、ユーザーの見やすい位置へ調整可能。ブルーライトのカットやフリッカーを抑える機能もあり、快適な視聴環境を実現できる。サイネージにも作業用ディスプレイにも幅広く使用できる製品として、ぜひおすすめいただきたい。
製品名 | ProLite XB3288UHSU |
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パネル種類 | VA方式 ノングレア液晶 |
表示可能解像度※1 | 3,840×2,160 8.3MegaPixels / 60Hz |
コントラスト比 | 3,000:1(標準) 80,000,000:1(ACR機能時※2) |
パネルサイズ | 対角:80.0cm (31.5型) 16:9 |
視野角 | 左右各89° 上下各89° |
輝度 | 300cd/㎡(標準) |
信号入力コネクター | HDMIコネクター×2 DisplayPortコネクター×1 |
消費電力 | 【標準】 47W(最大75W) 【パワーマネージメントモード時】 0.5W(最大)※3 |
外形寸法(W×D×H) | 730.0×230.0×458.5~578.5mm |
重量 | 8.9kg(スタンド含まず6.2kg ) |
保証期間 | 3年間保証※3 |
※1 表示可能な最大解像度以外の低い解像度では、画面拡大処理をしておりますので、表示される文字がぼやけたり線が部分的に太くなります。
※2 Adv. Contrast Ratio機能(Advanced Contrast Ratio)
※3 AV / USB機器未接続時