Office 365と連携する70V型4Kタッチディスプレイ
シャープ PN-CD701

働き方改革や新型コロナの影響で、ミーティングスタイルの変化が加速している。それに伴い、増加するWeb会議への対応や、より効率的な情報共有の実現など、ミーティングで使用する大型ディスプレイに求められるニーズも変化している。Web会議や会議資料の共有など、さまざまなソリューションが提供されているが、使い慣れたOffice 365が利用できれば、参加者はストレスを感じることなくWeb会議に集中できるだろう。

Windows 10 PCと連携し、効率的なミーティングを実現
内蔵するモーションセンサーで人の動きを感知。会議室に入室し、本体に近づくとスリープ状態から自動復帰するため、スピーディに会議を始めることができる
写真拡大

シャープの『PN-CD701』は、Microsoft Office 365と効果的に連携できる70V型のタッチディスプレイだ。Windows collaboration display認証を取得し、USB Type-Cケーブルで接続するだけで、Windows 10の多彩な機能を利用できるほか、Windows 8.1にも対応する。

働き方改革や新型コロナ対策で注目が集まるWeb会議にはMicrosoft TeamsやMicrosoft Whiteboardを活用可能。プレゼンテーションにはOffice 365アプリを使い、Outlookでスケジュール管理を効率化できる。普段使い慣れているOffice 365の機能をそのまま使用できるので、ユーザーは操作にストレスを感じることなくミーティングやプレゼンテーションを行える。

また、同製品には高品質のTV会議用カメラとマイクが標準で搭載されている。急なミーティングでPCの用意がない参加者や、カメラ非搭載のPCユーザーがいても、ミーティング主催者のPCがあれば、全員参加でWeb会議を行える。

タッチディスプレイとしての快適な操作感にこだわる

『PN-CD701』の、タッチディスプレイとしての基本性能についてもチェックしておきたい。最大解像度は3,840×2,160ドットの4K解像度なので、画像や図面なども細部まで映し出すことが可能だ。また、輝度は350cd/m2、視野角上下左右176°、コントラスト比は4,000:1と、ミーティングで使用するには申し分のないスペックだ。

また、静電容量方式のタッチパネルと、液晶パネルと保護ガラスの間の空気層をなくしたダイレクトボンディングを採用することで、タッチしたい場所と実際にタッチする場所のズレが少ない、心地よいタッチ操作感を実現している。

ペン機能と消しゴム機能を備えた専用タッチペンが同梱されているうえに、本体に直接貼り付けて保管できるマグネット式である点は嬉しい配慮だ。

主な仕様
型番 PN-CD701
液晶パネル 70V型ワイド(対角176cm) [UV2A技術※1]搭載液晶
最大解像度 3,840×2,160ドット
最大表示色 約10.6億色
画素ピッチ(水平×垂直) 0.401×0.401mm
輝度(標準値)※2 350cd/㎡
コントラスト比(標準値) 4,000:1
視野角 左右 176°/上下 176°(コントラスト比≧10)
表示画面サイズ(横×縦) 1,538.9×865.6mm
応答速度 6ms(Gray to Gray, Ave.)
電源 ※3 AC100〜240V 50/60Hz
連続稼働時間 24時間
消費電力 370W
外形寸法(W×D×H・ディスプレイ部のみ、突起部を除く) 約1,623.5×約90×約976.5mm
質量 約65kg

※1 Ultraviolet induced multi-domain Vertical Alignmentの略。光照射による製造法で液晶分子の並びを高精度に制御する技術。

※2 輝度は、入力モードや映像調整の設定などにより変わります。また、輝度は経年により劣化します。一定の輝度を維持するものではありません。液晶パネルの輝度であり、製品の輝度とは異なります。

※3 AC200V(50/60Hz)のコンセントを使用するときは、別売の電源コード(QACCJ1093MPPZ)を使用してください

→カテゴリ一覧に戻る