新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、テレワークやTV会議を行う機会が増大している。新型コロナウイルス騒動が収束したとしても、以前の状態に戻る可能性は低く、リモートワークが普通の勤務形態になると予想される。このような「新しい日常」には、Webカメラを搭載したディスプレイの使用が効果的だ。マルチタッチに対応し、解像度が高いディスプレイを使用すれば、日常的な業務の生産性向上も期待できる。
グリーンハウスの『GH-LCT24B-BK』はWebカメラを搭載したタッチパネル液晶ディスプレイだ。ベゼルの上部に内蔵されたカメラは、92万画素の1/6型CMOSセンサーを採用し、最大解像度は1,280×720ピクセルだ。さらに1.5Wのステレオスピーカーが2基と、ヘッドホン端子、音声入力端子を搭載しているので、日常的に行うTV会議やテレワークをスムーズに行うことができる。
スタンドの角度は15度から70度まで調整できるので、画面の向きやカメラの撮影角度などの調節も簡単だ。また、VESA規格に対応しているので、アームなどに取り付けて使用することも可能。オフィスや自宅など、作業環境に合わせた設置方法を選択できるので、生産性の高い業務スペースを実現できるだろう。
『GH-LCT24B-BK』のディスプレイ性能もチェックしておきたい。23.6型ワイド液晶パネルの解像度はフルHD対応の1,920×1,080で、コントラスト比は3,000:1、視野角は上下左右178°だ。一人で業務を行う場合でも、TV会議のように複数人で画面を見る場合でも、快適に視聴できる。
また、タッチパネルは10ポイントのマルチタッチに対応している。シングルタップ、ドラッグ、ダブルタップ、スクロールなど、さまざまなタッチ操作をストレスなく行える。
さらに、インターフェイスにはDisplayPort端子、mini D-Sub15端子、HDMI端子が用意されていることに加え、二つのUSBポートが搭載されている。USBハブを別途用意することなくディスプレイをUSBハブとして利用できるので、デスク上のスペースを有効活用できるうえに、ケーブルも必要最小限に抑えてすっきりとした作業スペースを確保できる。「新しい日常」の実現をサポートする製品として、オフィスだけでなく在宅ワークのツールとしても、ぜひ同製品の導入を提案していただきたい。
製品名 | GH-LCT24B-BK |
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パネル | ソーダ石灰ガラス |
タッチ方式 | 静電容量方式(10ポイントマルチタッチ対応) |
インターフェイス | USB HID Multi-touch Digitizer |
パネルタイプ | 23.6型ワイド VAパネル / グレア |
最大表示範囲(H×V) | 521.3×293.2mm |
最大表示解像度 | 1,920×1,080 (Full HD) |
画素ピッチ(H×V) | 0.2715×0.2715mm |
最大表示色 | 1677万色相当(フルカラー) |
標準視野角度 | 上下:178° 左右:178° |
コントラスト比 | 3,000:1 |
輝度 | 212cd/m² |
応答速度 | 25ms(オーバードライブ機能オン時:GTG 20ms~7ms) |
入力信号 | アナログRGB(Mini D-Sub15)端子×1 Displayport端子 ×1 (HDCP対応) HDMI端子×1(HDCP対応) |
消費電力 | 最大55W(省電力モード時:0.5W以下) |
外形寸法(W×D×H) | 571.8×44.6×342.4mm |
重量 | 約6.2㎏(本体のみ) |