多機能スタンド装備の27型ワイド液晶ディスプレイ
iiyama ProLite XB2783HSU-3C

新型コロナウイルスの感染拡大は、在宅勤務やリモートワークの普及を進めたが、オフィスの様子も変えることになった。会議室や商談コーナーには飛沫感染を防止するために透明なパーテーションを置くなどの対応が施され、デスクとデスクの間には新たに間仕切りが設けられたりしている。しかし、デスクとデスクの間であれば、大型のディスプレイを使用することで対面遮蔽の効果が期待できる。大きな画面であれば生産性も向上する。

省スペース設計の多機能スタンドを装備。画面の位置を自在に調整できる
入力信号の画面縦横比を保ったまま拡大表示する「アスペクト比固定拡大モード」を搭載。アスペクト比は4:3、5:4に対応する
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iiyamaの『ProLite XB2783HSU-3C』は、Full HD(1,920×1,080)に対応した27型ワイドサイズの液晶ディスプレイだ。最大130mmの高さ調節と最大27°のチルト調節が可能な多機能スタンドは、さらに画面を90°回転できるピボット機能や、左右90°に画面を向けることができるスウィーベル機能も搭載している。ユーザーの使いやすい位置や用途に応じて、自由自在にセッティングすることが可能だ。

また、スクエア形状のスタンドベースは幅300mm×奥行230mmなので、省スペースで設置できる。加えて、スタンドネックに設けられているケーブルホールを利用すれば、ディスプレイ背面のケーブル類をすっきりまとめることが可能だ。大型の画面を利用しながら、デスク上のスペースを有効活用できるのは嬉しい点だろう。

多彩な画質調整機能によりユーザーの目の負担を低減

『ProLite XB2783HSU-3C』は映り込みの少ないノングレアのAMVA+パネルを採用している。最大表示色16,777,216色、24bit Trueカラーの実現に加え、コントラスト比8000万:1(ACR時)の安定した色再現が可能だ。

また、同製品には同社独自の画質調整機能が装備されている。3種類の色温度があらかじめプリセットされていて、ユーザーは簡単に希望の色温度を設定することができる。そのほか、「i-Style Color」機能を利用すれば、テキストや動画など、表示するコンテンツに合わせて最適なカラーモードを選択できる。

さらに疲労や不調の原因となる青色光源を低減する「Blue Light Reducer」機能も搭載されている。メガネやフィルターを使うことなく、眼精疲労やドライアイを引き起こすといわれるブルーライトを低減できるので、ユーザーの負担を減らし、生産性を向上させる効果が期待できる。

主な仕様
製品名 ProLite XB2783HSU-3C
パネル種類※1 AMVA+パネル ノングレア液晶
パネルサイズ 対角:68.6cm (27型)
16:9
コントラスト比 3000:1(標準)
80,000,000:1(ACR機能時※2)
視野角 左右各89°
上下各89°
輝度 300cd/㎡(標準)
最大表示解像度※3 1,920 × 1,080(最大)
2.1MegaPixels
信号入力コネクター 【アナログ】
D-Subミニ15ピンコネクター × 1

【デジタル】
DisplayPortコネクター×1
HDMIコネクター×1
消費電力※4 【標準】28W(最大55W以下)
【パワーマネージメントモード時】0.5W(最大)
外形寸法(W×D×H) 622.5 × 230.0 × 416.5~546.5 mm
重量(スピーカー、スタンド含む) 6.3kg
保証期間※5 3年間保証

※1 TFT液晶画面は非常に精密度の高い技術で作られていますが、 ごくわずかの画素欠けや常時点灯する画素がある場合があります。 また、見る角度によってすじ状の色むらや明るさのむらが見える場合があります。これは液晶ディスプレイの構造によるもので、故障ではありません。

※2 Adv. Contrast Ratio機能(Advanced Contrast Ratio)

※3 表示可能な最大解像度以外の低い解像度では、画面拡大処理をしておりますので、表示される文字がぼやけたり線が部分的に太くなります。

※4 USB / AV機器未接続時。

※5 LCDパネル、バックライト含む。保証内容の詳細はメーカーサイトをご確認ください。

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