各社のPLCやModbus機器に1台で対応。多様な機器からのデータ収集を低コストで実行できる。

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『M2M Gateway for PLC』は、工場の設備機器の制御装置、PLC（プログラマブルロジックコントローラー）の内部データを収集できる装置。3G対応の『CPS-MG341G-ADSC1-111』と、LAN対応の『CPS-MG341-ADSC1-111』がラインアップされている。PLCにはメーカーごとに多様なモデルがあり、これまでのデータ収集においては多様な機器に合わせる必要があり、膨大なコストがかかっていた。同製品はオムロンや三菱電機の製品をはじめ、各社のPLCやModbus機器に1台で対応。多様な機器からのデータ収集を低コストで実行できる。

最大10系統のイーサネットおよび計算機リンクと接続し、異なるメーカーのPLCを同時に接続可能。30台のPLC、合計100個のグループレジスタのデータを収集することができる。Modbus機器の場合は、1,000データまでのマッピングが可能だ。

同製品には専用のデータ収集ソフトが無償で提供されており、収集したデータはオンプレミスでの蓄積が可能。また、同社のクラウドサービス「CONPROSYS CDS」にも対応しており、クラウド上で長時間のデータ蓄積ができる。蓄積したデータの可視化や、エクスポートもクラウドから行える。クラウドサービスは2016年12月までは無料で使用可能だ。さらに、タスクスクリプティング機能により、デバイス内でのデータ処理も可能。演算や条件分岐、データ出力などのアイコンの組み合わせで、フローチャートを書くイメージで、実行処理を設定することができる。

低コストで導入でき、クラウドを使ったデータ分析により製造現場の効率化に役立てられる『M2M Gateway for PLC』を、ぜひおすすめいただきたい。