バーコードリーダーにもなるAndroid搭載の業務用スマートデバイス
ハネウェルジャパン ScanPal EDA50

IoT技術への注目が高まり、多くの産業分野で通信端末の活用が進んでいるが、導入するにはまずコストがネックとなる。ハネウェルジャパンの『ScanPal EDA50』は、Android4.4を搭載したエントリーモデルの業務用端末。低コストなだけでなく、スマートフォン同様に操作できるため、トレーニングのハードルも低い。独自のスキャニング技術により、バーコードを利用した業務プロセスにも対応可能だ。

クアッドコアCPU搭載。高耐久で長時間安定駆動
低コストで業務の効率化が図れる業務用スマートデバイス。高性能のスキャンニング機能の搭載により、バーコードリーダーとしてバーコードの読み取りが可能。
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『ScanPal EDA50』は、汎用的に使える業務用スマートデバイス。OSにAndroid4.4を採用しており、スマートフォンと同様の操作で扱える。CPUにはクアッドコアのQualcomm Snapdragon 410プロセッサー(1.2GHz)を採用。高速なアクセスと処理を実現している。

設計面では耐久性や安定性を重視している。ディスプレイとしては屋内外の環境を問わず文字を読み取りやすい、5インチの静電容量式タッチスクリーン(1,280×720ピクセル)を搭載。手が濡れていても操作可能で、工場など特殊な現場でも有用だ。バッテリーにはスマートバッテリー技術を採用し、4時間の充電で最長12時間の稼働が可能。業務中の使用には十分な時間だ。なお、操作温度は−10度から50度、保管温度は−20度から60度。IP54相当の耐久性があり、室温下で1.2mの高さからコンクリート面に複数回落下させるテストもパスしている。静電気対策も配慮されており、安心して運用できる。

業務用ハンディターミナルや、専門分野での特化型端末として活躍

バーコードリーダーメーカーの製品らしく、『ScanPal EDA50』には高度なバーコード解読技術も投入され、流通、物流、製造の各産業分野でスキャナー搭載ハンディターミナルとして活用できる。独自のスキャンエンジンによって、1次元バーコードはもちろん、2次元コードやOCRフォントまで読み取ることが可能だ。在庫をタグで管理するなど、業務プロセスの向上に貢献してくれる。また、OSがオープンプラットフォームのため、作業環境に合わせたアプリを開発しやすく、業務に特化した環境を構築可能。業務の効率化や時間短縮、生産性の向上を実現できる。

業務全体の効率化を低コストで実現できる『ScanPal EDA50』を、ぜひおすすめいただきたい。

主な仕様
型番 ScanPal EDA50
ディスプレイ 5インチ、Cloning Gorilla ガラス採用、マルチタッチ静電容量式
動作温度 -10~50℃
耐落下 1.2mの高さからコンクリート面に落下後、正常動作
防塵防滴シールド IP54規格準拠
耐振動 縦rms=1.04g、横rms=0.2g、長手rms=0.74g
オペレーティングシステム Android 4.4.4
プロセッサー Qualcomm® SnapdragonTM 410 MSM8916 1.2GHzクアッドコア
メモリー 2GB RAM、8GB Flash
ストレージ MicroSDHC(最大32GB)
バッテリー リチウムイオン、3.8V、4,000mAh
バッテリー稼働時間 12時間
バッテリー充電時間 4時間
カメラ 5.0メガピクセルカラーカメラ(オートフォーカス/LEDフラッシュ付き)
無線通信技術 IEEE802.11a/b/g/n、NFC、Bluetooth® Class 4.0
読取シンボル 1次元バーコード、2次元コードおよびOCRフォント
外形寸法(W×D×H) 78.9×153.5×18mm
重量 270g

※ Androidは、米国および/またはその他の国におけるGoogle Inc.の商標または登録商標です。

※ QualcommおよびSnapdragonは、米国および/またはその他の国におけるQualcomm Technologies, Inc.の商標または登録商標です。

※ Gorillaは、米国および/またはその他の国におけるCorning Incorporatedの商標または登録商標です。

※ Bluetoothは、米国および/またはその他の国におけるBluetooth SG, Inc.の商標または登録商標です。

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