キーパッドやスキャナーを備えた業務用Android端末
ハネウェルジャパン EDA50K

昨今、業務へのスマートデバイス活用が進んでいるが、貨物集荷や在庫管理といった現場では汎用的な市販スマートフォンなどよりも、業務用に特化した端末が有用となる。ハネウェルジャパンの『EDA50K』は、こうしたニーズに応える製品だ。Androidベースでスマートフォンと同様に使えるだけでなく、物理キーによる効率の良い入力や、精度の高いバーコードスキャナーも使用できる。WWAN対応のため、ネットワークとも連携しやすい。

WWAN、SIMフリー対応で、柔軟な運用が可能
物理キーパッドを採用したAndroid搭載の業務用モバイル端末。人間工学を基にした曲線ハンドグリップで、長時間の使用でも疲労を軽減する。
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『EDA50K』は、Android 7.1.1を採用した業務用モバイル端末。1.2GHzのQualcomm Snapdragon 410クアッドコアプロセッサーと、2GBのRAMを搭載し、高速かつスムーズなオペレーションを実現している。2.4GHzと5GHzのデュアルバンド対応のため、ネットワークの接続性も優秀。SIMフリーなのでMVNOサービスのSIMを利用することで、コストを抑えてワイドエリアネットワーク(WWAN)まで対応できる。これにより、社内外で快適な音声・データ通信が利用可能だ。

筐体のデザインにもユーザビリティを高める工夫が施され、人間工学を基にして左右どちらの手にも合うように曲線のハンドグリップを採用。長時間使用時の疲労を軽減し、快適な作業環境を提供してくれる。また、バッテリーは4,000mAhの大容量ユニットを搭載し、4時間の充電で12時間以上の駆動を実現。交換も可能なのでメンテナンスも容易だ。貨物集荷や在庫管理での作業を強力にサポートしてくれる。

物理キーパッド搭載で、入力も正確かつ安定

Android OSベースのため豊富なアプリを利用できるのはもちろん、独自のパワーツールも搭載。システムタスクの実行を補助したり、端末の設定・カスタマイズを支援してくれる。特に設定はネットワーク経由で一括して行うこともできるので、管理も容易だ。また、物理キーパッドを搭載している点もメリット。数値の入力などをしっかりしたキータッチで行えるため、入力精度が高まる効果も期待できる。そのほか、タッチスクリーンにはゴリラガラスを採用しており、堅牢性も秀逸。さらに同社が培ってきた高精度のバーコードスキャナーも搭載。ダメージやシミ、褪色のあるバーコードでも優れた読み取り性能を発揮し、生産性を向上する。

一般的なスマートフォンにはない利点を多数備える点をお客様にアピールして、業務用スマートデバイス『EDA50K』をおすすめいただきたい。

主な仕様
製品名 Scanpal EDA50K
表示部 4.0インチ(10.6cm)
カラーLCD(WVGA 480×800)
Corning Gorilla™ガラス
LEDバックライト
プロセッサー Qualcomm Snapdregon 410 MSM8916 1.2Ghz クアッドコア
OS Android 7.1.1
メモリー Memory:2GB RAM
ROM:8GB Flash
入力/出力ポート Micro USB 2.0
バッテリー Li-ion, 3.8V 4,000mAh
動作温度 -10~50℃
保管温度 -20~60℃
湿度 10~90%(結露なきこと)
外形寸法(W×D×H・突起部を除く) 73×164×24.5mm
重量 300g(バッテリー含む)

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