Wi-Fiの稼働状況を計測し適正化できるソリューション
MetaGeek  Chanalyzer-Essential

Wi-Fiネットワークをスムーズに運用するうえでは、電波状態の管理も重要となる。それに役立つのが、MetaGeekの『Chanalyzer -Essential』だ。これは電波を測定するスペクトラムアナライザーやソフトから成るソリューション。測定された情報をもとに、電波干渉やチャンネルの飽和状態を可視化することが可能。干渉源を特定することで、Wi-Fiネットワークの最適化に役立てられる。

アンテナ・アナライザー・管理ツールで電波の干渉源を特定
ビルトイン記録機能により、断続的な干渉などの、最もフラストレーションを引き起こすWi-Fi問題を追跡し、それを排除する計画を立てることができる
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『Chanalyzer -Essential』は、信頼性の高いWi-Fiネットワークの構築に役立つソリューション。スペクトラムアナライザーの「Wi-Spy」、管理ツールの「Chanalyzer」、指向性アンテナ「Device Finder」から構成されるシステムだ。

Wi-Spyでは、2.4GHz帯と5GHz帯の両方でWi-Fiと非Wi-Fiの電波を測定し、データをただちにChanalyzerへ渡すことが可能。Chanalyzerは電波干渉やチャンネルの飽和状態をリアルタイムで可視化できる。干渉に加えて、チャンネルごとのWi-Fiネットワーク状況を精密に表示できるため、Wi-Fiネットワーク上の問題をスマートに特定できるのが特長だ。すべてのアクセスポイントをグラフ化し、Wi-Spyが提供する生のRF情報と組み合わせることで、チャンネルの監視や管理に必要なすべての情報が得られる。

さらに、Device Finderが2.4GHz帯の非Wi-Fiの干渉源をピンポイントに測定してくれるため、Wi-Fi環境で障害となる電波の発生源を特定することが可能となっている。

Wi-Fiデッドスポットの検出にも有用

Chanalyzerには、ワイヤレス環境を迅速に把握し、アクセスポイント範囲内の全SSIDを表示する機能も搭載。リアルタイムで信号強度をリポートすることで、Wi-Fiデッドスポットを検出し、問題点を特定できる。

リポート時は数回クリックするだけで、Chanalyzerに表示された画像やテーブルのスナップショットを追加できる。独自の画像や説明を作成したり、デフォルトパターンから追加したりと、容易に取り扱える。PDF出力も可能で、上司やクライアントに、デッドスポットや飽和状態、不正なアクセスポイントといったデータを、分かりやすく提示することが可能だ。

主な仕様
製品名 Chanalyzer  エッセンシャル
オペレーティングシステム Microsoft® Windows 10, 8, 7, Vista
.NET FRAMEWORK 4.5
MAC OS 仮想化 VMware Fusion, Parallels
RAM 4GB
解像度 1024×600 (1366×768以上を推奨)
無線LAN 内蔵またはUSB Wi-Fiアダプタ (802.11n/ac推奨)
※Wi-Fi情報を表示するには、仮想マシンに外付けのワイヤレスUSBアダプタが必要です。

※ 登録およびソフトウェアを使用するには、インターネット接続が必要です。

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