幅広いシーンに対応したタッチパネルPC
コンテック SPT-100A-22TP01

情報ネットワークの活用はビジネスの効率化には不可欠だ。ネットワークとユーザーのインターフェースとしてもっとも馴染み深いのがタッチパネルだろう。直感的に操作でき、画面の変更も容易なタッチパネルであれば、1台に複数の役割をもたせたり、作業内容の変更にも柔軟に対応させたりと、さまざまなメリットがある。だからこそ、タッチパネルの設置や設定などは極力省力化して、本来のビジネスに注力したい。

産業用仕様のタッチパネルPCが組立完成品で、すぐに使える
合計10ポートを超える豊富な拡張インターフェースを装備。豊富なインターフェースで周辺機器が拡張可能なのも産業用途向けPCならでは
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コンテックの『SPT-100A-22TP01』はディスプレイ、スタンド、PC本体が組み付けされ、ケーブルも配線された状態で出荷されるオールインワンタイプのタッチパネルPCだ。電源を接続するだけで使用可能になるので、新規導入時や交換時にPCのセッティングにかかる手間を抑えることが可能だ。製造ラインや飲食店のオーダリングシステムで使用する場合をはじめとして、すばやくタッチパネルPCを取り付けたり、交換したりしたい場合には大きなメリットになる。

ディスプレイ前面部はIP54規格適合の防塵・防滴設計、PCはファンレス設計が採用され、いずれも産業用仕様だ。24時間稼働の製造ラインや商業施設やホテルなどの入退室管理などで長時間連続して使用する場合にも安心だ。

また、豊富なインターフェースを装備している点も、チェックしておきたい。1000BASE-T端子が2ポート、USB 3.0端子が1ポート、USB 2.0端子が5ポートに加え、シリアル(RS-232C)が2ポート、汎用入出力端子が1ポート装備されている。タッチパネルPCに周辺機器を接続して使用する場合でも、インターフェースで困ることはないだろう。

大画面のタッチパネルを、幅広いシーンで活用できる

『SPT-100A-22TP01』には、21.5型でフルHD対応のタッチパネルが採用されている。10点マルチタッチに対応しているので、タブレットPCやスマートフォンのような感覚で操作することが可能だ。視野角は左右、上下とも178°と広視野角なので、オーダリング端末から、インフォメーションタッチパネルまで、さまざまな用途で使用できる。

公共施設のインフォメーション端末や飲食店のオーダリング端末としてタッチパネルPCを使用する場合、モデルチェンジなどによる仕様変更が気になるところだ。同製品は長期安定供給を前提にして提供されているので、モデルチェンジによる動作確認などの手間を最小限に留めることが可能だ。運用コストを抑えたい担当者にとっては嬉しい点だろう。

主な仕様
製品名 SPT-100A-22TP01
設置タイプ デスクトップ
サポートOS Windows 10 IoT Enterprise 64-bit
メインメモリー 4GB ECC (PC3-10600)
ストレージ 32GB SSD (Q-MLC CFastカード、1パーティション)
パネルタイプ 21.5型ワイド 光沢スクリーン IPSパネル
タッチパネル検出方式 投影型静電容量方式
10点マルチタッチ
LCD解像度 1,920 x 1,080 (Full HD)
タッチパネル検出方式 投影型静電容量方式
10点マルチタッチ
アスペクト比 16 : 9
外形寸法(W×D×H) ディスプレイ横置き:
517×270×391mm (突起物を含まず)
ディスプレイ縦置き:
313×270×596mm (突起物を含まず)
質量 10㎏ (ACアダプターを含まず)

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