書き込んだデータを自動でウイルスチェックするUSBメモリー
アイ・オー・データ機器 『ED-V4/R』シリーズ

USBメモリーは便利ながら、情報漏洩のリスクを伴う機器であり、その運用には慎重さが求められる。アイ・オー・データ機器の『ED-V4/R』シリーズは、こうしたニーズを満たすセキュアな製品だ。トレンドマイクロ社製アンチウイルスソフトを搭載しており、書き込むデータに自動でウイルスチェックをかけてくれる。パスワードロックとAES256bitによる自動暗号化機能もあり、万全なセキュリティを実現できる。

多彩なセキュリティ機能で、安全な運用を
「SUGate4」搭載により書込み禁止状態でログインを行うことも可能。ウイルス感染のリスクを抑止した状態でUSBメモリー内のファイルを活用することができる
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『ED-V4/R』シリーズは、セキュリティ性に優れるUSBメモリーだ。トレンドマイクロ社製のアンチウイルスソフト「Trend Micro USB SecurityTM(TMUSB)」を内蔵、データが書き込まれるたびに自動でウイルスチェックを行い、メモリー内のウイルス感染を防止する。さらに最新の検索エンジンとウイルスパターンファイルを適用すれば、ランサムウエア(Locky、WannaCry等)の検出も可能。エンジンやウイルスパターンファイルは、ネットワークに接続されたPCに接続すると最新の状態に自動更新、新種のウイルスにも逐次対応できる。

強固なパスワードロック「SUGate4」も搭載。パスワードを入力してログインしない限りデータの保存領域へアクセスできないため、盗難や紛失時にデータを読み取られる可能性を最小限に抑えられる。パスワードのミスが連続で100回に達すると、ロックがかかる仕様だ。

データは書き込み時にコントローラーがAES256bitで全て自動暗号化。仮に本体を分解してチップを別基板に載せたとしても、データの閲覧はできない。ほかにも、Windowsのオートラン機能を悪用したウイルスを強制的に削除するAutorun.inf自動削除機能や、同社のファイル暗号化ソフトウェアを無償で使用できるなど、セキュリティへの配慮は万全。また、エムオーテックス社の「LanScope Cat」など、各社の管理ソフトでの動作確認※もとれている。

※詳しい対応ソフトの情報はメーカーサイトをご覧ください

USB 3.1 Gen 1対応で、データ転送も高速

容量は4GB、8GB、16GB、32GBの4種類。加えて、TMUSBのサポート期間およびハードウェアの保証期間が1年、3年、5年と異なるラインアップが用意されている。

なお、規格はUSB 3.1 Gen 1(USB 3.0)に対応しており、最大転送速度(規格値)は5Gbpsと、従来USB 2.0の10倍以上にも及ぶ高速転送が可能となっている。スピーディーでセキュアな環境を実現する手段として、ぜひお客様にご提案いただきたい。

主な仕様
対応機種 USB 3.1 Gen 1(USB 3.0)/USB 2.0 ポート Standard A コネクターを搭載した機種
対応OS※ Windows 10/Windows 8.1/Windows 7
Windows Server 2016
Windows Server 2012 R2/Windows Server 2012
Windows Server 2008 R2/Windows Server 2008
容量 4GB/8GB/16GB/32GB
インターフェイス USB 3.1 Gen 1(USB 3.0)/2.0
コネクター形状 USB Standard A コネクター
アクセスランプ
外形寸法 約24(W)x 59(D)x 8(H)mm
質量 約10g
電源 DC 5V
使用温度範囲 0~45℃
使用湿度範囲 10~90% ※結露なきこと
各種取得規格 VCCI ClassB、RoHS指令準拠

※ 本商品にはプログラム領域が存在し、ユーザー領域(利用できる容量)が若干減少します。

※ Trend Micro USB Securityアップデートファイル保存用に本商品に256MBの空き容量が必要です。

※ 使用するパソコンのシステムドライブにも256MBの空きが必要です。

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