ギガビット・インテリジェントPoE+スイッチ
アライドテレシス AT-x230-10GP

PCだけでなく、ネットワークカメラや無線LANアクセスポイントなど、多彩な機器が混在するネットワークを運用するうえでは、高機能なスイッチが必要不可欠だ。アライドテレシスの『AT-x230-10GP』は、すべてのポートがギガビットLANとPoE給電に対応し、複雑なネットワークの基幹として最適なスイッチだ。AMF(Allied-Telesis Management Framework)機能により、運用・管理もしやすく、ネットワーク全体のコスト低減を実現している。

高速通信とPoE給電に対応し、柔軟にネットワークを構成可能
フルポート給電とギガビットイーサネットに対応、高機能が必要なネットワークカメラや無線LANアクセスポイントの集約スイッチに最適
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『AT-x230-10GP』は、10/100/1000BASE-T ポートを8基、SFP スロットを2基備えたインテリジェントスイッチだ。LANポートはすべてギガビットLANに対応しており、高速なネットワークの基幹部として活用できる。また、IEEE 802.3at 準拠のPoE+機能も搭載しており、LANケーブルから直接接続機器へ給電することが可能だ。給電する電力が1ポートあたり15.4wの場合は最大8ポート、30wの場合は4ポートまでの給電ができる。このため、HD対応のネットワークカメラや、無線LANアクセスポイントなど、大容量電力と高速通信が要求される機器を使用したネットワークも構築しやすい。接続ミスなどで発生したネットワークループを検出し、設定した動作を自動で実行するループガードのほか、マルチプルダイナミックVLANをはじめとするセキュリティ機能も充実しており、ネットワークの冗長性も確保できる。

AMFによる一元管理で低コストかつ容易な運用を実現

大きな特長は、新機能のAMFだ。これは、ネットワーク上に存在する複数の機器を、仮想的に1台の機器として統合管理する仕組みだ。この環境下では、スイッチをAMFマスターとAMFメンバーの2種類でネットワークを構成し、前者から後者を一元管理する形になる。これにより、AMFマスターの操作のみで、各AMFメンバーのスイッチおよび端末の設定や、情報を参照および変更することができる。複数のAMFメンバーをグループ化して一括管理することも可能だ。人事異動やシステムの仕様変更に伴い、ネットワーク構成を大幅に変更する際も、作業の工数を大幅に削減できる。ほかにも、ファームウェアの更新も一括でできたり、スイッチの故障時も、AMF対応スイッチを代替機として用意すれば、設定を行うことなくそのままネットワークに接続できたりと、メリットは多い。管理しやすく、コストも低減できる『AT-x230-10GP』を活用したネットワークを、お客様にご提案いただきたい。

主な仕様
型番 AT-x230-10GP
標準ポート 10/100/1000BASE-T 8Port(PoE-OUT、RJ-45コネクター)、オートネゴシエーション(10M/100M Full/half 固定設定、1000M Full固定設定、MDI/MDI-X自動認識、MDI/MDI-X 固定設定)SFPスロット 2Port、RS-232 (RJ-45コネクター)、SDHCカードスロット
通信速度 10Mbps/100Mbps/1000Mbps
平均消費電力 88W(最大180W)
給電方式 オルタナティブA
最大供給電力 1Portあたり30W
装置全体の供給電力 124W
外形寸法(W×D×H) 210×275×42.5mm(突起部を除く)
質量 2.1kg

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