スイッチ、ルーター、無線LANアクセスポイントを統合する「ユニファイドネットワーク」のためのスタッカブルスイッチ。最適なコストでネットワーク機器を一元管理できる。

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『x930』シリーズは、ネットワーク機器の統合管理機能に優れるスタッカブルスイッチだ。ポート数が24か48か、PoE＋対応か非対応かといった点が異なる4モデルがラインアップされている。全モデルともに、SFP＋スロットを4基、拡張用スロットを1基搭載しており、拡張性に優れている。

大きな特長は、独自のAMFマスター機能により、同社製のスイッチやルーター、無線LANアクセスポイントといった、ネットワーク上の機器を仮想的な1台の機器として統合管理できる点。AMFにはネットワークの自動構築や自動復旧、ファームウェアの一括アップデートや設定変更といった多彩な機能が備わっており、管理工数を大幅に削減可能だ。このため、専用のマネージメントソフトや無線LANコントローラー、PoEスイッチを用意することなく、全機器を統合したユニファイドネットワークが構築できる。

『x930』シリーズには、モジュール式電源が採用されている。オプションの電源ユニットを2台搭載することで、1台が故障した場合でも、もう1台で稼動させられるため、業務を継続しつつメンテナンスを実行可能だ。

EPSRもサポートされており、レイヤー2レベルでの障害の検出と経路の切り替えが速やかに実行される。さらに、独自のオプション機能により、複数リング回線障害などの二重障害がリング内に発生し、復旧した場合でも正常に回復するEPSRエンハンストリカバリーにも対応。より安全なリングネットワークを実現できる。

そのほか、IEEE 802.1X認証、Web認証、MACアドレスベース認証に対応し、ダイナミックVLANや2ステップ認証にも対応するなど、セキュリティ機能も充実。ネットワークのコアスイッチとして、様々な要望や環境に対し、柔軟なネットワークを構築できる製品だ。