マルチデバイス対応のリモートデスクトップシステム
ソリトンシステムズ Soliton SecureDesktop

ノートPCやタブレット端末を活用して、オフィスの外で仕事をする機会が増えてきた。また、メールのやり取りだけなら、スマートフォンで十分な場合も少なくない。しかしそれに伴い、社外にいるときにオフィスのPCに保存したデータが急に必要になる、といった事態も生じるようになってくる。ノートPCやタブレット端末、スマートフォンからオフィスのPCにセキュアにアクセスできれば、業務効率を大幅にアップすることができる。

多彩な端末を使用できるマルチデバイス対応。WindowsやMacをリモートで操作
アプリから、オフィスの自席PC画面を遠隔で表示・操作できる。仮想デスクトップより手軽に始められるのもメリットだ。
写真拡大

ソリトンシステムズの『Soliton SecureDesktop』は、オフィスのWindowsやMac OSを搭載したPCを、外出先や自宅からリモートコントロールできるソリューションだ。接続元のモバイル機器に「Client」、接続先のデスクトップPCに「Streamer」をインストールし、中継サーバー「Center」を介することでPCのリモート操作を実現している。

「Client」のインストール先は、ノートPC、タブレット端末、スマートフォンのいずれでも可能で、Windows、Mac OS、Android、iOSに対応しているので、既存の端末をそのまま使用できる。また、接続先のデスクトップPCもWindows、Mac OSを問わないので、機器を新たに購入するなどの導入コストを抑えられるのは嬉しい点だ。デスクトップ仮想化ソフトと比べても安価にシステム構築できるので、在宅勤務などの多様化する勤務形態にすぐに対応することも容易になるだろう。

利用者認証とデジタル証明書で不正ユーザーと不正デバイスを排除する

『Soliton SecureDesktop』では、リモート操作を行う場合、IDとパスワードによる利用者認証に加えて、接続する端末もデジタル証明書によるデバイス認証も行える。さらには、接続先の社内設置PCの認証も行う、三重のチェックシステムも実現でき、未許可端末のリモートコントロールを防ぐことができる。これによって、不正なユーザーやデバイス・PCによるアクセスを遮断し、セキュアな環境を実現している。また、デバイス側にはデータが残らないので、盗難や紛失による情報漏えいのリスクも抑えられている。

サービス(クラウド)版では利用ユーザー数分だけのリーズナブルな導入が可能に。まずは導入イメージを試した後で、ユーザーによるデバイス数制限のないオンプレミス版を提案すれば、よりメリットが伝わるはずだ。多様な業務スタイルの変化に対応できる同ソリューションの導入を、企業の新たな働き方にあわせておすすめいただきたい。

Soliton SecureDesktop Client 接続元デバイス 動作要件
対応OS Windows 7/8/8.1/10
Mac OS X 10.8/10.9/10.10
iOS 7/8/9
Android 4.1~4.4/5.0/5.1
Soliton SecureDesktop用 Splashtop Streamer 接続先デバイス 動作要件
対応OS Windows7/8/8.1/10
Mac OS X 10.8/10.9/10.10
オンプレミス版Soliton SecureDesktopアプライアンス動作要件
製品名 Soliton SecureDesktop Center
モデル番号 SSD-ST31-A
利用ユーザー数 5〜
ユーザーデータベース 内部、外部(RADIUS)
証明書失効確認 CRL(HTTPによる取得)、OCSP
ログ出力先 ローカル、Syslog(TCP/UDP)
その他機能 SNMP(エージェント)、NTP時刻同期、UPS対応
ネットワークインターフェイス 10/100/1000BASE-T(X)自動認識&Auto-MIDI-X x4
形状 EIA19インチラックマウントタイプ
電源 90〜264Vac、47〜63Hz(90〜135Vacのみサポート)

→カテゴリ一覧に戻る