写真は『GA-AS12TPoE+』。IEEE802.1QのタグVLANをサポートしており、最大256個のVLANが登録できる。

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『AS』シリーズは、全ポートがギガビットLANに対応したスイッチングハブだ。ポート数が4、10、12と異なる『GA-AS4TPoE+』、『GA-AS10TPoE+』、『GA-AS12TPoE+』の3機種がラインアップされている。全機種ともに、IEEE802.3atおよびIEEE802.3af準拠のPoE給電に対応。1ポートあたり30W、装置総計で最大84Wの電力を、LANケーブルからネットワーク機器へ給電できる。各機器を自由に設置しやすくなり、柔軟なネットワーク構成を実現可能だ。

全ポートにはストレートおよびクロスケーブルの自動識別機能も搭載。端末や機器の区別を意識せず、ストレートケーブルを用いて相互に接続できる。なお、工場出荷時点で全ポートはMDI-X固定に設定されている。また、IEEE802.1QのタグVLANをサポートしており、最大256個のVLANが登録できる。

管理を補助する機能も豊富。付属のソフトを導入することで、WebブラウザーからIPアドレスなどを設定できる。インターネットマンション機能により、各戸間のセキュリティを確保することも可能だ。また、IEEE802.3az（LPI）に対応した省電力型イーサネット機能を搭載。リンクアップ時にデータ通信がない場合、自動的に省電力状態に移行し、ポートごとの消費電力を抑えることが可能だ。さらに、接続状態を自動で検知し、電力消費を必要量に抑制する省電力モードも搭載。不要な電力を徹底してカットできる。

『AS』シリーズは、シンプルで管理しやすく、高速なネットワークを構築できる製品だ。価格帯もリーズナブルに抑えられているため、監視カメラなどPoE給電が生きるシステムを求めるお客様に、ぜひご提案いただきたい。